特集

おすすめ3WAYバッグ5選!ノートPCの持ち運びに最適なバッグをチョイス

 ノートPCやタブレット、スマホ、モバイルバッテリなど、多くのデジタルガジェットの持ち運びにはバックパックが楽だ。ただ、ビジネスシーンにおいてもバックパックが許容されるようになってきたとは言え、場面によっては不適当と判断されてしまうことも少なくない。

 そこで注目したいのが、TPOに応じて「手で持つブリーフケース」、「肩にかけるショルダーバッグ」、「背負うバックパック」の3種類の使い方ができる3WAYバッグだ。

 3WAYバッグであれば、大事な商談の際などは手持ちのブリーフケースとして使い、取引先や上役の目を気に必要がない通勤時やプライベートではバックパックとして利用するなど、場面に応じて最適な使い方ができる。

 今回は、数ある3WAYバッグの中から、ノートPCやデジタルガジェットを多数持ち運ぶことを想定して、収納力があり、かつ効率よく小分けして収納できるポケットを多数持つもの、そして耐水性のあるナイロンまたはポリエステル系の素材のバッグ5製品を選んだ。それぞれ価格順に紹介しよう。

軽量で使いやすい、老舗国内メーカーの高コスパバッグ
エース「ace./ホバーライト クラシック/3WAYブリーフケース(62050)」

エース「ace./ホバーライト クラシック/3WAYブリーフケース(62050)」
実売価格:1万7,600円
サイズ(幅×奥行き×高さ):41×12×30cm●重量:830g

 1940年創業の国内老舗カバンメーカー「エース」のビジネス向け3WAYバッグ。B4書類が収納できるサイズながら重量830gと軽量な点が魅力。少しでも軽いバッグが欲しい人は要注目だ。

 3WAYバッグとしては実売で2万円を切るなど低価格であるが、15型クラスのノートPCの収納に対応したメイン気室とクリアファイルや雑誌などの収納に最適な薄マチ気室の2気室構造で、前面にはファスナーポケットを2つ装備するなど収納力は十分。できるだけ予算は抑えたいが、品質、使い勝手に妥協したくないという人におすすめだ。

ブリーフケースとして使用する場合のイメージ
ショルダーバックとして使用する場合のイメージ
バックパックとして使用する場合のイメージ
背面にキャリーバッグにセットするためのベルトが用意されており、写真のように取り付けることができる
マチは12cm
バックパックのショルダーベルトをセットしたところ。バックパック用のショルダーベルトは背面の専用オープンポケットに収納できる
メイン気室は15型クラスのノートPCに対応した収納スペースとメッシュのオープンポケットを3つ、ファスナーポケットを2つを装備
マチ幅があるので500mlのペットボトルなど厚みのあるものの収納も可能
背面側の気室はクリアファイルや雑誌などの収納を想定した薄マチ仕様だが、オープンポケットを2つ装備しており、メモ帳などを小分けして収納できる
前面には財布など頻繁に出し入れするものの収納に最適なファスナーポケットとA5サイズのノートなどが収納できるファスナーポケットが装備されている

軽さと強度を兼ね備えた多機能バッグ
SML「3WAY BUSINESS BAG S(909316)」

SML「3WAY BUSINESS BAG S(909316)」
実売価格:2万3,100円
サイズ(幅×奥行き×高さ):40×5~14.5×31cm●重量:900g

 「多様化するLIFE STYLEに合わせた、実用的な機能美の追求」をコンセプトに、ビジネス向けからアウトドア向けまで、時代のニーズに応えた多種多様の魅力的なカバンをリリースしているSMLブランドのビジネス向け3WAYバッグ。

 かぎ裂きなどにに強い高強度のアメリカ製コーデュラナイロンを使用することで耐久性を高めている点が特徴。2気室構造で、前面気室には14型クラスのノートPCが収納可能なクッション付きポケットを装備、背面気室はジッパーでマチを拡張できるなど、ユーザーの使い勝手を重視したギミックを満載している。A4サイズで軽量かつ収納力のある高機能バッグが欲しい人におすすめの製品だ。

ブリーフケースとして使用する場合のイメージ
ショルダーバックとして使用する場合のイメージ
バックパックとして使用する場合のイメージ(通常時)
バックパックとして使用する場合のイメージ(マチ拡張時)
背面にキャリーバッグにセットするためのベルトが用意されており、写真のように取り付けることができる
通常時のマチは5cm、ジッパーを開けマチを拡張すると14.5cmになる
バックパックのショルダーベルトをセットしたところ。バックパック用のショルダーベルトは背面の専用ジッパーポケットに収納できる
前面側気室は14型クラスのノートPCに対応した収納スペースとメッシュのオープンポケットを2つ装備する
マチを拡張できる背面側気室はメッシュベルクロポケット(M)を2つ、メッシュジップポケット(M)を1つ、メッシュポケット(XS)を2つ装備している、
前面の上部にはスマホや財布など頻繁に出し入れするものの収納に最適なポケットとペン挿し(2本)を装備したファスナーポケットを装備する
前面の下部にはスマホや名刺入れを入れるのに最適なポケットを2つ装備したファスナーポケットを装備する

軍用バッグのDNAを持つ高耐久/高機能バッグ
グレゴリー「ASSAULT 3 WAY」

グレゴリー「ASSAULT 3 WAY」
実売価格:2万6,400円
サイズ(幅×奥行き×高さ):40×14×30cm●重量:1,135g

 アウトドア用バッグで有名な米グレゴリーだが、同社はかつて米軍に軍用バックを納入していた実績も持つ。本製品はその軍用バッグの設計コンセプトを継承したSPEAR(スピアー)シリーズの3WAYバッグ。

 高耐久仕様の上、前面部に各種アクセサリを取り付けられるモールシステムを採用、ジッパーも止水仕様となっているなど、軍用バッグにルーツを持つ製品ならではの実用的なギミックを装備する。

 PC専用ポケットなど多数のポケットを装備した2気室に加え、ペンやスマホなどを収納できる前面ポケットを装備するなど収納力も高い。ミリタリーテイストが特徴の製品だがシックな黒色なのでビジネスでも十分使用可能。オン/オフ問わずガシガシとタフに使える3WAYバッグが欲しい人におすすめだ。

ブリーフケースとして使用する場合のイメージ
ショルダーバックとして使用する場合のイメージ
バックパックとして使用する場合のイメージ
キャリーバッグにセットするためのベルトは用意されていないが、写真のようにハンドルをキャリーバックのハンドルに引っ掛けて持つことができる
マチは14cm
バックパックのショルダーベルトをセットしたところ。バックパック用のショルダーベルトは背面の専用オープンポケットに収納できる
前面部には軍用バッグでおなじみのモールシステムが採用されており、カラビナなどでポーチなどを取り付けることができる
前面気室には14型クラスのノートPCに対応した収納ポケットを装備する
背面の気室は2つのジッパーメッシュポケットとマルチスリーブポケットを装備。全開するので荷物の出し入れが楽に行なえる

できるビジネスマンを演出できる高級タイプ
Samsonite「デボネア 5 スリーウェイブリーフケース EXP ブラック」

Samsonite「デボネア 5 スリーウェイブリーフケース EXP ブラック」
実売価格:3万9,600円
サイズ(幅×奥行き×高さ):42×14~18×30cm●重量:1,300g

 1910年創業の米Samsonite(サムソナイト)は高い品質と信頼性を誇るスーツケースが有名だが、その製造で培ったクラフトマンシップが生かされたビジネスバッグでも高い評価を得ている。

 本製品も、上質な素材を使い、細部までしっかりと作り込まれており、所有者を満足させる高級感がある。ポケットの数や配置など、使い勝手がよく考慮されたメインの2気室に加え、フロントポケットも装備。背面側の気室はマチを拡大できるなど収納力も高い。

 今回紹介している製品の中では高額であるが、品格がある製品なので、ビジネスの場においてどのような場面でも自信を持って使うことができる。ビジネス向けの高級感ある3WAYバッグが欲しい人におすすめの製品だ。

ブリーフケースとして使用する場合のイメージ
ショルダーバックとして使用する場合のイメージ
バックパックとして使用する場合のイメージ
背面にキャリーバッグにセットするためのベルトが用意されており、写真のように取り付けることができる
通常時(写真)のマチは14cm、ジッパーを開けマチを拡張すると18cmになる
バックパックのショルダーベルトをセットしたところ。バックパック用のショルダーベルトは背面の専用ジッパーポケットに収納できる
前面側気室はタブレッドなどの電子機器の収納にも最適なパイル素材のポケットを装備している
背面側気室は15型クラスのノートPCが収納可能なポケットや小物が収納できるメッシュポケットに加え、ペットボトルホルダーも装備している、
前面にはA4サイズのクリアファイルやメモ帳などが収納できるジッパーポケットを装備する

オン/オフ問わず活躍する高品質、高機能3WAYバッグ
吉田カバン「PORTER INTERACTIVE 3WAY BRIEFCASE(536-16152)」

吉田カバン「PORTER INTERACTIVE 3WAY BRIEFCASE(536-16152)」
実売価格:4万5,100円
サイズ(幅×奥行き×高さ):42×12.5×30cm●重量:1,360g

 「TANKER(タンカー)」など多数の人気カバンで知られる吉田カバンのビジネス向けシリーズ「PORTER INTERACTIVE(インタラクティブ)」の3WAYバッグ。裏面にTPU(サーモプラスチックポリウレタン)加工を施した600デニールのポリエステルオックス素材の生地を採用することで、軽さと耐久性の両方を実現している点が特徴。

 ビジネスシーンだけでなくプライベートシーンでも使えるデザイン性の高さにまず目を引かれるが、15型クラス対応のノートPC用ポケットのほか、各種小物を効率よく収納できるポケットを満載しており、機能面も優れている。今回紹介している製品の中では一番高価ではあるが、それだけの価値は十分ある。オン/オフ使える高機能カバンが欲しい人におすすめだ。

ブリーフケースとして使用する場合のイメージ
ショルダーバックとして使用する場合のイメージ
バックパックとして使用する場合のイメージ
背面にキャリーバッグにセットするためのベルトが用意されており、写真のように取り付けることができる
マチは12.5cm
バックパックのショルダーベルトをセットしたところ。バックパック用のショルダーベルトは背面のジッパー式専用ポケットに収納できる
前面側気室は15型クラス対応のノートPC用ポケットに加え、ベルクロポケット2つとペットボトルホルダーを2つ装備する
背面側気室は大型のジッパーポケットを装備している
前面には、ジッパーポケットを3つ装備。一番大きいポケットには、財布や名刺入れを収納するのに最適な2つのメッシュポケットと3つのペンホルダーに加え、キーフックが装備されている