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エビやカニ、イカ、タコを生きたままゆでることを禁止すべきか? 政策決定SNS「Surfvote」での投票が2月28日〆切

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痛みを感じるエビやカニ、イカ、タコも動物愛護の対象とすべきか?


あらゆる人が政策つくりに参加できるSNSを開発するPolimill株式会社(ポリミル、代表取締役 横田えり)のサービス「Surfvote」(サーフボート)で、エビやカニ、イカ、タコを動物愛護の対象とし、生きたままゆでることを禁止すべきかどうかの投票がまもなく締め切られます。
https://surfvote.com/issues/4opz5rprdeli

2月17日現在、約70%の人が「エビやカニ、イカ、タコも動物愛護の対象とすべき」に投票しています。


とりあえず投票結果を確認する : https://surfvote.com/issues/4opz5rprdeli


甲殻類や軟体動物は痛みを感じるか?


甲殻類や軟体動物は、ほ乳類と違って単純な神経系しか持たず、動物のように「痛みに対する認識」をしないと考えられていました。
しかし近年、タコやイカ、カニなどにも苦痛を感じる「知覚」があるとする報告書がまとめられ、これらの無脊椎動物は痛みに単に反射的に反応しているのではなく、痛みを記憶し認識して行動しているのではないかと考えられるようになってきました。

痛みや苦しみを感じることができる甲殻類や軟体動物も動物愛護の対象とすべきでしょうか?


苦痛とはなにか?


痛覚刺激による痛み並びに中枢の興奮等による苦悩、恐怖、不安及びうつの状態などをいう(「動物の殺処分方法に関する指針」環境省、2007年11月)。


痛みを認識する動物をどうやって殺すべきか?


化学的又は物理的方法により、できる限り殺処分動物に苦痛を与えない方法を用いて当該動物を意識の喪失状態にし、心機能又は肺機能を非可逆的に停止させる方法によるほか、社会的に容認されている通常の方法によること(「動物の殺処分方法に関する指針」環境省、2007年11月)。


動物愛護法は誰のどんな利益を保護するか?(保護法益)


動物への殺傷行為や虐待行為や遺棄行為を処罰するものではありますが、その保護法益は動物そのものではありません。
動物愛護法の第一条(目的規定)によれば、

「国民の間に動物を愛護する気風を招来し、生命尊重、友愛及び平和の情操の涵かん養に資する」

ということであり、保護法益を『動物を愛護する気風という良俗』(動物愛護の良俗)に求めるのが妥当とされています(『日本の動物法 第2版』青木人志(一橋大学副学長、法学研究科教授)東京大学出版会、2016年)。


2月28日〆切のイシュー


■不妊のカップルは約10組に1組以上 不妊治療と仕事の両立のための制度は充分か?
https://surfvote.com/issues/936enn9ty

■【個人遺伝情報利用】遺伝的特徴による差別(遺伝差別)を禁じる法律をつくるべきか?
https://surfvote.com/issues/yz2bl06bp

■エビやカニ、イカ、タコも痛みを認識するなら、生きたままゆでることを禁止すべきか?
https://surfvote.com/issues/4opz5rprdeli


会社概要


会社名:Polimill株式会社
設立:2021年2月25日
代表取締役:横田えり
事業内容:あらゆる人が政策つくりに参加できるようなプラットフォームの開発、運営
所在地:〒107-0052 東京都港区赤坂8丁目4−14 青山タワープレイス8F
URL:https://polimill.jp/
サービス:https://surfvote.com/
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