やじうまPC Watch

iPhone用カメラセンサーは2011年からソニー製。ティム・クックCEOがツイート

 ソニーセミコンダクタソリューションズ熊本テクノロジーセンターを視察中の米Apple ティム・クックCEOが、iPhoneカメラにソニー製のカメラ用センサーを使用していると明言した。

 AppleはクックCEOのツイート日と同じ13日、2019年以降に日本のサプライヤーへの支出を30%以上増やしたとのニュースリリースを出している。現在は大小合わせて1,000以上のサプライヤーと取引を行なっているという。

 ソニーでは2011年からiPhone用のカメラセンサーを製造しており、直近ではiPhone 14 Proに搭載したメインカメラのセンサーもソニー製としている。ソニーがiPhone用のセンサーを製造していることは以前から経済紙修理業者の分解レポートなどで報じられてきたが、CEO自らツイートする形ではっきりと明言されるのは珍しい。

 サプライヤーの例としてはこのほかApple Watchの布製バンドを製造している井上リボン工業株式会社や、Apple製品全般の保護コーティングを行なう機器を開発/製造している株式会社シンクロンを紹介している。

 今回の訪日では熊本テクノロジーセンターのほか、GIGAスクール構想でiPadを採用している熊本市立五福小学校やApple銀座、コナミを訪問している様子をTwitterに投稿している。