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イーロン・マスク氏「アップルの布よりテスラの笛を買ってほしい」。Cybertruckを象った「50ドルの笛」

 Teslaが電気ピックアップトラック「Cybertruck」を象ったステンレス製の笛「Cyberwhistle」を発表した。社の直販サイトでは50ドルの値付けがされているが、記事執筆時点ではすでに売り切れている。

 Teslaのイーロン・マスクCEOはCyberwhistleの告知ツイートを投稿した際、スレッドに「Appleのくだらない布にお金を無駄にしないで、かわりに我々の笛を買ってほしい」と付け加えた。

 ここでいう「布」(Apple Cloth)とはおそらくアップルが10月に発売したポリッシングクロスのことを指していると思われる。これはアップル製品のディスプレイを傷つけずに清掃できる約16cm四方の「布」で、発売当時は20ドル(日本のアップルストアでは1,980円)という値付けが話題になった。

 だが「20ドルの布」に対して「50ドルの笛」は同レベルのジョークにも思える。マスク氏はTwitterにおいてしばしば問題発言をすることでも知られており、「50ドルの笛」もいつものジョークの一環で気まぐれに作った可能性が考えられる。

 なおアップルのポリッシングクロスは6~8週間の入荷待ち。Cyberwhistleも現在のところは再入荷についてのアナウンスはされていない。

 ちなみにCybertruckは、本格的な生産が2021年から2022年に延期されており、1月に開催されるとみられるTeslaの決算発表会で、具体的な製品ロードマップが明らかにされる見込み。