Firefox、価格比較とメールタブのテストを開始

複数サイトでの最安値が表示されるほか、ウォッチリストに登録した製品の価格が下がると通知を受けることができる。

　Mozillaは12日、Firefoxの次世代機能として、価格比較機能とメールタブ機能のテストを開始した。

　価格比較機能「Price Wise」は、Amazonなどの大手ECサイトで登録した製品の値下がりを通知するというもの。同機能は現時点では米国のみが対象で、Amazon、Best Buy、eBayなどに対応する。

共有するタブを選択する画面

画像とリンク、リンクのみ、本文のみの3つからフォーマットが選択できる

そのままメール作成画面に移行するので、あとは宛先を選択するだけだとなる

　メール用のタブ「Email Tabs」は、閲覧中のタブの中から共有するものを選択してメールを作成することが可能で、URL、スクリーンショットや本文の形式を選んで共有できる。また、タブの保存も可能で、複数タブのリンクを一度にクリップボード経由でコピーすることも可能。

　ややニッチなニーズを捉えた機能だが、メールの作成は自動で行なわれ宛先を記入するだけとなるので、調べごとなどで多数のタブを共有するさいなどには時短につながる。

　現時点ではGmailのWebクライアントと連携して動作するのみだが、今後はほかのメールサービスのサポートも行なわれる予定。

　Mozillaはこれらの新機能で、ユーザーにより多くの選択肢と透明性を与えるとしている。