エクアドル共和国、ジュリアン・アサンジ氏のインターネット接続を遮断

　エクアドル政府は28日、ジュリアン・アサンジ氏のインターネット接続を遮断すると発表した。内部告発・リーク情報サイト「ウィキリークス」の創設者としてしられるアサンジ氏だが、現在は英国のエクアドル大使館に身を寄せている。

　アサンジ氏のインターネット接続遮断の決定は、SNS上での氏の情報発信がエクアドルの外交関係に与える影響を重く見たもののようだ。氏はスウェーデンで性的暴行を行なった疑いがかけられており、エクアドル大使館から出れば英国で逮捕されてしまう状態におかれている。

　アサンジ氏の接続はたしかに遮断されているようで、氏のTwitterでも27日以降投稿がない。直近のつぶやきでは、英国の外務大臣がアサンジ氏を「哀れな小さいみみず」と形容し、英国で自首するように発言したという報道に対する反論が最後となっている。