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CAG OSAKAがGood 8 Squadに勝利の大波乱!誰が新キャラC.ヴァイパーを使うのか?

本日のDivision SのマッチングはMATCH1がVictrix FAV gaming vs 名古屋NTPOJA、MATCH2がSaishunkan SOL 熊本 vs Crazy Raccoon、MATCH3がGood 8 Squad vs CAG OSAKAの3試合

 10月28日、「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2025(以下、SFL2025)」のDivision S 第7節が行なわれた。C.ヴァイパーは解禁されたが、前回、Division F第6節にて新たに手を出したプレイヤーはおらず、元々Division Sの選手たちの方が使いたいという声は多かったことから、誰がヴァイパーを使うのか、誰も使わないのかについては、今日の試合の注目ポイントの1つだ。

 また、先日10月26日にオンラインで行なわれた「CAPCOM Pro Tour 2024 World Warrior JAPAN」の第3回予選において、Good 8 Squadのさはらが優勝を勝ち取った。今年からSFL2025に参戦したプレイヤーは多くいるが、その中でも個人成績の高さにおいては群を抜くさはらのリーグでの活躍についても見どころの1つと言える。

 本稿ではSFL 2025 Division S第7節の全試合の模様をダイジェストで紹介するとともに、全MATCHのMVP選手へのオンラインでのインタビューにて、MVP獲得の心情や現状、チームメイトの動向などを紹介していきたい。なお、以下の記事内では選手の敬称は略して記載している。

 SFL 2025全試合はYouTubeにてライブ配信を行なっているほか、アーカイブも公開されているので、試合内容の詳細などについてはこちらも確認してみてほしい。

「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2025」Division S 第7節 ☆☆18時40分より初心者必見!SFリーグ: ウォームアップ☆☆
実況はふり~だ氏、解説はハメコ。氏が務める
配信前番組の「SFリーグ:ウォームアップ」のeSportsニュースでは、10月26日にオンラインで行なわれた「CAPCOM Pro Tour 2024 World Warrior JAPAN」第3回予選の結果や、パブリックビューイングの模様などが紹介された

令和の夜に藤村ヴァイパー降臨!しかし試合は名古屋NTPOJAがVictrix FAV gamingを完封!

 MATCH1はホームが名古屋NTPOJA、アウェイがVictrix FAV gamingの1戦。アウェイ側、Victrix FAV gamingのオーダーは、先鋒がなんと、藤村のヴァイパー!中堅はもけの春麗、大将はりゅうきちの舞、リザーブはsakoのエレナとなった。

 ここで補足しておくと、藤村は過去作「ストリートファイターIV(以下、ストIV)」の頃にヴァイパーを使用しており、当時かなりの使い手だったことから今作でも使うのでは?と期待されていたが、追加キャラクターの発表後に本人に話を聞いても、あまり関心がないといった発言を各所でしていたため、まさかSFLで出してくるとは、という驚きが大きかったのだ。それに加えて、リーダーのsakoがかなりヴァイパーに興味を示していたこともあり、藤村がヴァイパーで登場というオーダーはかなりのサプライズとなったわけだ。

 オーダー発表後の配信コメントなどを見ていても、多くの視聴者たちが驚愕の声を上げていたほか、実況解説陣からも思わず「ゆかどん(藤村の以前のプレイヤーネーム)」の言葉が漏れるほどの驚きぶりとなった。

 この驚愕のオーダーに対するホームの名古屋NTPOJAは、先鋒が大谷のケン、中堅はもっちーの豪鬼、大将はKEI.Bの舞、リザーブはSeiyaとなった。なお、名古屋NTPOJAは本日、名古屋のNTP Esports PLAZAにてオフライン観戦イベントを開催しており、選手たちも会場で試合を行なっていた。

 先鋒戦、大谷のケンと藤村のヴァイパーの1戦。1セット目は藤村ヴァイパーが火力の高さを見せて先制。続く2セット目からは大谷のケンのヴァイパー対策が刺さり、そのまま逆転勝利を決めて2-1で大谷が勝利。続く中堅戦はもっちーの豪鬼ともけの春麗による1戦で、ここはもっちーの豪鬼が冷静な動きで2-0でもけの春麗を撃破。名古屋NTPOJAが20-0でリードを広げる展開となった。

 大将戦はKEI.Bの舞とりゅうきちの舞による舞のミラーマッチ。前半2セットはKEI.Bの舞がうまく立ち回り連勝。ここでVictrix FAV gamingはインターバルを取り、続く3セット目もKEI.Bの好調さは止まらず、そのまま3-0完封でりゅうきちの舞を撃破。大将戦をKEI.Bが勝利し、連勝記録を伸ばした。

 試合結果としては、名古屋NTPOJAが40-0でVictrix FAV gamingを完封することとなった。

名古屋NTPOJAは本日、名古屋の「NTP Esports PLAZA」にてオフライン観戦イベントを開催しており、選手たちも会場で試合を行なっていたようだ。オフラインでの試合が得意と語っていた名古屋NTPOJAのメンバーたちだが果たして……
オフライン会場での機材トラブルなどもあって開始が遅れた先鋒戦、驚きの藤村ヴァイパーと大谷ケンの1戦。序盤有利だった藤村ヴァイパーだったが、手堅く大谷ケンが2-1で返り討ちにした
中堅戦はもけの春麗ともっちーの豪鬼による1戦。もっちーの豪鬼が冷静に立ち回り、2-0で勝利
大将戦前のインタビューにて、テンションが上がってきたりゅうきちは思わず「熱戦激戦超熱戦、俺がやらねば誰がやる、俺がFAVの柱になる」とどこかで聞いたことのあるセリフがいろいろと盛り込まれたコメントで決めた
大将戦はKEI.Bの舞とりゅうきちの舞による舞のミラーマッチとなったが、ここでも今期絶好調のKEI.Bが3-0勝利で連勝記録をさらに伸ばした

 MATCH1のMVPには名古屋NTPOJAの大谷が選出された。SFLでは初となるヴァイパー戦にて勝利した感想を聞かれると、オーダーを聞いて、sako想定でのヴァイパーの練習をしていたので、藤村のヴァイパー登場には、してやられたという印象だったという。

 試合については、とにかく藤村が使うヴァイパーの情報が何もなかったことから、試合中に対策を作ろうとして、動きを見ながら徐々に対応していったようだ。ヴァイパーの基本的な動作は対策していたことからある程度は分かっていたので、その辺りがうまく噛み合って勝ちにつなげられたと勝因について語った。

 本日のオーダーについては、大谷がとにかくヴァイパー戦をやっていたことからヴァイパーが出たら自分が出るとチームメンバーに伝えることで、チームメンバーたちの新キャラ対策の負荷を減らしていたという。また、KEI.Bが舞ミラーに自信があるので舞で出たいと立候補しており、もっちーは春麗戦の練習をするなど、相手チームのキャラクターに合わせてオーダーが組まれていたと語った。

 大谷自身は藤村のヴァイパーと対戦したことはなかったはずなので確認してみたところ、ストIVを遊んでいた頃はまだ若く、藤村のヴァイパーについては当時動画で見たことがあるのみだったという。ところが動画で見た藤村のヴァイパーの動きがあまりにも美しすぎてショックだったとしており、その時の衝撃がフラッシュバックしたと語った。

 オフラインイベントでは惜しくも試合に敗れてしまった大谷だったが、その時にオフラインでの選手たちの動向や心情などを理解していたので、その時の経験が今日に活きたとコメント。今後はオフラインでも強い選手になれるように頑張るとした。

 次節、Crazy Raccoonとの対戦についての意気込みを聞かれると、以前同じチームだったかずのこや、旧知の仲の立川がコーチにいたり、過去にルームシェアで一緒に住んでいたこともあるShutoなど馴染み深い面子が相手なので頑張りたいとしてインタビューを締めくくった。

MATCH1のMVPは名古屋NTPOJAの大谷!
試合結果はなんと40-0で名古屋NTPOJAがVictrix FAV gamingに勝利する展開となった

今度はかずのこがヴァイパーで大将戦に登場!見事勝利でCrazy Raccoonを勝利に導く

 MATCH2はホームがCrazy Raccoon、アウェイがSaishunkan SOL 熊本の1戦。アウェイ側となるSaishunkan SOL 熊本のオーダーは先鋒がcosaのリュウ、中堅がこばやんのザンギエフ、大将はまちゃぼーのリュウ、リザーブはネモのブランカとなった。対するホーム側、Crazy Raccoonのオーダーは先鋒がボンちゃんのサガット、中堅はどぐらのエレナ、大将はなんとかずのこのヴァイパー!リザーブはShutoとなった。

 先鋒戦、ボンちゃんのサガットとcosaのリュウの1戦は、cosaが先制するもボンちゃんのサガットがギリギリの接戦を制して1セット取り返す。最終3セット目はボンちゃんサガットがラウンドを取るが、その後cosaのリュウがインパクトを活かした攻めで連勝して再逆転し、2-1でcosaのリュウが勝利した。

 続く中堅戦、どぐらのエレナとこばやんのザンギエフの1戦で、どぐらのエレナが冷静な立ち回りを見せて先制すればこばやんのザンギエフが勢いで取り返す一進一退の激闘の末、どぐらのエレナが2-1で勝利した。

 本日2人目のヴァイパー使いとして登場したかずのこヴァイパーとまちゃぼーのリュウの大将戦は、かずのこのヴァイパーがかなり動きがよく先制。ここでSaishunkan SOL 熊本側がインターバルを挟むが、かずのこの勢いは止まらず2-0とリーチを掛ける。ここでまちゃぼーの動きが変わり、2-2と反撃を見せると、今度はCrazy Raccoon側がインターバル。そして迎えた最終戦は再びかずのこの動きがよく、最終セットを連勝で制したかずのこヴァイパーが3-2で勝利!Crazy Raccoonが30-10でSaishunkan SOL 熊本に勝利する結末となった。

先鋒戦、cosaのリュウとボンちゃんのサガットの1戦。ギリギリの激闘だったがインパクトを生かした攻めが決まってcosaのリュウが2-1で勝利
中堅戦はこばやんのザンギエフとどぐらのエレナの1戦だが、ここはこばやんのザンギエフの猛攻を凌いだどぐらのエレナが2-1で勝利
大将戦、まちゃぼーのリュウとかずのこのヴァイパーの1戦。こちらもフルセットまでもつれる激闘となったが最後はかずのこのヴァイパーが決めて3-2で勝利!

 MATCH2のMVPにはCrazy Raccoonのかずのこが選出された。大将戦で勝利した感想を聞かれると「試合に勝てたのでとりあえずはホッとしている。内容自体はヴァイパーの練習の成果がフルには出せなかったので、もっとヴァイパーの練度を高めていい試合ができればいいなと思う内容だった」と語った。

 チームオーダーについては、1人1キャラ担当するマンツーマン方式で決めたとしており、まちゃぼーにはかずのこが、cosaにはボンちゃんといった形で決めていたようだ。ところが自身が担当したまちゃぼーが大将だったことから、ヴァイパーにキャラ替えしたばかりの自分が出るか迷ったとしており、最終的にはチームメンバーたちに相談していけると判断して決めたとした。

 今回、SFLにおいては初めてキャミィ以外のキャラクターでの出場となったことについての感想を聞くと、「とにかく普段より緊張した」という。キャミィでの大会での経験値が圧倒的に高いのに対して、ヴァイパーの経験値が全然なかったため、経験値を上げるために、日曜に行なわれた「CAPCOM Pro Tour 2024 World Warrior JAPAN」にも出場するなどして少しでも経験値を挙げて挑んだという。これが先鋒戦や中堅戦ならよかったが、とにかくいきなり大将戦だった点も当初厳しいと感じたポイントだったとした。

 試合終了後のインタビューでもかずのこは、なんでまちゃぼーが大将なんだ!と声を上げたのはそういう経緯があったからのようだ。

 一方で3年間、スト6をプレイし続けてついにキャミィから変えることになった決断の決め手を聞いてみると、そもそも最近キャミィでの勝率が下がっている点をあげたほか、プレイしていて感覚的にしっくりくるか、という使用感を非常に大事にしているとしており、「これまでもスト6で新キャラが追加された際には必ずランクマッチでプレイするが、これまでの追加キャラクターはどんなに強いと言われていても、実際に自分で使ってみると、動きが遅く感じたり、崩しがうまくいかないなど、あまりしっくりこなかった」という。そんな中で、ヴァイパーは使っていてキャミィやジェイミーと同じくらいかなりかずのこにとってしっくりきたことから使うことにしたという。

 また、自分が一段階上に上がるためには、キャミィの大会経験値に頼りすぎず、大事な局面であっても新たなキャラクターに切り替えて戦うことも必要なことだと考えたため、と、もう1つの理由についても語った。今回それがうまくいったので、今まではジェイミーを出すことに躊躇していたが、今後は相手次第ではジェイミーでの出場もあり得ると教えてくれた。

 ストIV時代にほとんど使ってこなかったヴァイパーを使ってみた感触について聞かれると「スト6あるあるなんですけど、ストIVやストリートファイターVと同じキャラであっても、スト6では戦い方が全然違うので、ストIVの頃にヴァイパーに触れてなかったことが逆に生きている面もあった」と短い期間で強くなった経緯について語った。また、裏方の立川コーチの存在についても、新キャラの攻略をする際にはかなり役に立ってくれるとコメントした。

 次節、名古屋NTPOJAとの対戦への意気込みについて聞かれると、前回負けた上に順位も競っている相手なので、ここは気合いを入れて次までにヴァイパーの練度をさらに上げてリベンジを果たしたいとしてインタビューを締めくくった。

MATCH2のMVPはCrazy Raccoonのかずのこ!
試合結果はCrazy Raccoonが30-10でSaishunkan SOL 熊本に勝利することとなった

大波乱!うりょヴァイパー炸裂でCAG OSAKAがGood 8 Squadに勝利!カワノ、ぷげらのヴァイパーはどちらも玉砕

 MATCH3はホームがCAG OSAKA、アウェイがGood 8 Squadの1戦。アウェイ側、Good 8 Squadのオーダーは、先鋒のカワノがなんとヴァイパーで登場!中堅はガチくんのラシード、大将がさはらのエド、リザーブにはぷげらのヴァイパーが姿を見せている。対するホーム側、CAG OSAKAは先鋒が高木のブランカ、中堅がフェンりっちのブランカ、大将はえいたの豪鬼、リザーブはうりょのヴァイパーとなった。

 先鋒戦、高木のブランカとカワノのヴァイパーの1戦は高木のブランカの動きが見事で、カワノのヴァイパー相手に2-0で完封勝利を決めた。続く中堅戦、フェンりっちのブランカとガチくんのラシードの1戦は、フェンりっちのブランカが先制。そのまま押し切る形で攻め切ってフェンりっちのブランカがガチくんのラシードに2-0で勝利!CAG OSAKAが20-0でGood 8 Squad相手にリードする形となった。

 大将戦、えいたの豪鬼とさはらのエドの1戦。2セットをさはらが先制。追い込まれたえいただが、その後はギリギリで踏ん張りを見せて2セットを取り返すという一進一退の展開。ここでGood 8 Squad側がインターバルを取り、そして迎えた最終セット、えいたが先制してマッチポイントながらさはらも取り返す。フルセットフルラウンドから最後の試合を制したのはさはらのエド!大将戦をさはらが3-2で激闘を制した。このさはらの勝利でGood 8 Squadが20-20で追いつく形となり、ここで延長戦が発生することとなった。

 延長戦はうりょのヴァイパーとぷげらのヴァイパーによるヴァイパーミラーマッチが実現したが、うりょのヴァイパーが常に上手の立ち回りを見せて、2-0でうりょのヴァイパーが完封勝利し、延長戦を制することとなった。試合としてはCAG OSAKAがGood 8 Squad相手に30-20で勝利というジャイアントキリングを達成した。

先鋒戦は高木のブランカが2-1でカワノのヴァイパーを撃破
中堅戦はフェンりっちのブランカが、勢いでガチくんのラシードを2-0で撃破!
大将戦前のえいたはチームの期待を一身に背負った緊張でコメントがおぼつかず、画面を見ているこちらにも緊張感が伝わってきた。試合後のインタビューではかなりヤバい状態だったようだ
大将戦、えいたの豪鬼とさはらのエドの1戦はフルセットフルラウンドの状況でさはらのエドが粘り勝ち!大将戦をさはらが勝利して延長戦が行なわれることとなった
延長戦はうりょのヴァイパーとぷげらのヴァイパーによるまさかのヴァイパーミラーマッチだが、ここはうりょのヴァイパーが圧倒。2-0で延長戦に勝利した

 MATCH3のMVPは、CAG OSAKAのうりょが選出された。延長戦の勝利について率直な感想を伺うと「メンバーたちからもヴァイパー同キャラならうりょが勝つだろうと言われたので流石にちょっと緊張したが、無事に勝てたのでホッとしている」とコメント。さらに延長戦の勝因は、ぷげらの配信などを見ており、その行動などをメモっていたので、それが対戦中に活きてこちらの行動が通ったことと語った。

 オーダーについては、最初からえいたはさはらにマンマークすることが決まっており、後の3人で残りの3人を担当する流れだったとし、シンプルな考え方からのオーダーだったことを語った。

 本日第7節、Division Sには、全部で5人のヴァイパーが登場したが、それについての感想と、ここまで多くのヴァイパーが登場することが予想できていたかを聞いてみた。すると「正直なところ、まったく予想していなかったし、なんなら自分も含めてノーヴァイパーすらあると思っていた」という。今日の感想としては「色んな選手たちが使う、いろいろなタイプのヴァイパーが見られて嬉しかった」と語った。

 スト6のヴァイパーについての特徴について尋ねると、ストIVの頃と違ってコンボが簡単になっている点は使いやすいが、一方で4と6の違いの1つがドライブゲージだが、ヴァイパーというキャラクターはそこ(ドライブゲージ)を見るのが難しいキャラクターと冷静にコメント。

 また、うりょのヴァイパー配信などでは、ストIVの頃と比べてコマンドが違う技が1個あったため、実装後の1週間は思うように技が出せずに苦しんでいたという。今はかなりマシになっているが、スト6からヴァイパーに触れた人はそこで苦労せずに済んでいるのでそれはうらやましいとした。今後はメインをヴァイパーにしてさらに練度を上げて使い込み、スト6でもヴァイパーと言えばうりょと呼ばれるように頑張りたいとした。

 次節、Victrix FAV gaming戦への意気込みについて聞かれると、Victrix FAV gamingとは順位が近く、下を争っている状況だが、ここで負けてしまうとプレイオフの芽がなくなってしまうので、その芽を残すべく頑張りたいとしてインタビューを締めくくった。

MATCH3のMVPはCAG OSAKAのうりょ!
試合結果はCAG OSAKAが30-20でGood 8 Squadに勝利することとなった

名古屋NTPOJAが同ポイントながらトップに!Good 8 Squadの挽回なるか?

 以上、SFL 2025、Division Sの第7節の試合の模様を紹介するとともに、MVPインタビューの様子を紹介した。なお、試合内容の詳細や配信でのインタビュー内容については、YouTubeのアーカイブをぜひチェックしてみてほしい。

 本日最大のトピックはなんといっても新たに追加されたキャラクターであるヴァイパーを使うプレイヤーがなんと5人も登場したことだろう。藤村、かずのこ、カワノ、ぷげら、うりょの5人がヴァイパーで出場したことに加えて、5人のうちかずのこが大将戦で、うりょが延長戦で勝利し、ヴァイパーがチームの勝利に貢献する形となった。今後誰のヴァイパーが残り、誰のヴァイパーが消えるのかも気になるポイントと言える。

 そして名古屋NTPOJAが40ポイントの完封勝利を決めたことで、ポイントは190と同じながらGood 8 Squadを抜きトップに躍り出る展開となった。3位のCrazy Raccoonは10ポイント差の180となっている。

 4位のSaishunkan SOL 熊本が120ポイントで3位との差は60ポイント、5位のCAG OSAKAと6位のVictrix FAV gamingが110ポイントなので、直接対決で40ポイントとっても追いつけない状況のため、残り3節ということを考えるとかなり厳しい状況と言えるだろう。ただし残り3節あれば最大で120ポイントが稼げるため、諦めるのは時期尚早だ。そのような状況のため、結果次第ではいよいよ足切りのラインが見えてきてしまう次回第8節も、ますます目が離せない緊迫した状況と言えるだろう。

本日の結果。3試合ともホームチームが勝利する展開となった
第7節を終えての順位表。上位3チームと下位3チームでスコアが大きく分断される形となった
次回Division Fの第7節は1週間空いて11月4日の火曜に行なわれる
Division Sの第8節は11月7日の金曜日となる