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SFL2025はDIV Fも初節でルーキーのあでりいが大金星の波乱で幕開け!

F Division第1節のマッチング。MATCH1はDetonatioN Focus Meと広島 TEAM iXA、MATCH2はVARRELとFUKUSHIMA IBUSHIGIN、MATCH3はREJECTとZETA DIVISION Geeklyの試合が行なわれる

 9月2日、「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2025(以下、SFL2025)」のF Divisionもいよいよ開幕、第1節がスタートした。F Divisionには「VARREL」、「ZETA DIVISION Geekly」、「DetonatioN Focus Me」、「広島 TEAM iXA」、「FUKUSHIMA IBUSHIGIN」、「REJECT」の6チームが割り振られている。

 実質2度目の開幕戦とも言える本日の3試合をもって、全12チームの選手たちの様子が一通り見られることとなる。特にF Divisionで最注目の2チーム、ZETA DIVISION GeeklyとREJECTの直接対決が初日からいきなり見られるので、注目度はかなり高いと言えるだろう。

 そんなZETA DIVISION Geeklyだが、今回、翔選手が欠場とのことで、SFL2025にて初の欠場者となってしまった。翔選手はサウジアラビアで8月に開催された「Esports World Cup(EWC)」のスト6部門において、体調不良を訴えて本戦出場を棄権。帰国後に病院で検査を受けたようだが、8月30日にZETA DIVISIONで行なわれた壮行会は大事を取って欠場。この時の公式のX投稿では、体調不良から回復してきているが、まだ万全とは言えないため、本日の試合に備えて欠場したと報告されていたが、試合の方も欠場する運びとなってしまったようだ。翔選手には体調を万全な状態にしてもらい、1日も早い復帰を願うばかりだ。

 なお、SFL2025の新ルールでは延長戦にはリザーブの選手が出場することとなっており、欠場者がいる状況で延長戦が発生した場合、残念ながら不戦敗となってしまう。他の選手たちも体調管理に気を付けて、みんな元気になるべく欠場者の出ないSFL2025になることを心から願う。

 本稿ではSFL 2025の全試合の模様をダイジェストで簡単に紹介するとともに、3試合それぞれのMVPにオンラインでインタビューする機会を得られたので、こちらのインタビューを中心に選手たちの心情などを紹介していきたい。なお、以下の記事内では選手の敬称は略して記載している。

 SFL 2025全試合はYouTubeにてライブ配信を行なっているほか、アーカイブも公開されているので、試合内容の詳細などについてはこちらも確認してみてほしい。

「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2025」Division F 第1節 ☆☆18時40分より初心者必見!SFリーグ: ウォームアップ☆☆
入場後のZETA DIVISION Geeklyのメンバーたち。翔選手は体調不良から欠場となってしまった
実況は大和周平氏、解説はハメコ。氏だ

あでりいがGO1を撃破!広島 TEAM iXAがDetonatioN Focus Meに勝利

 MATCH1は、ホームがDetonatioN Focus Me、アウェイが広島 TEAM iXAの1戦。アウェイ側のオーダーは、先鋒がACQUAのJP、中堅はひびきのリリー、大将はなんとSFL初出場となるあでりいのエドが務め、リザーブはあきらの舞となった。対するホーム側、DetonatioN Focus Meは、先鋒が竹内ジョンのラシード、中堅はナウマンの舞、大将はGO1の春麗、リザーブは板橋ザンギエフ。

 先鋒戦は竹内ジョンのラシードとACQUAのJPの一戦。ここは竹内ジョンのラシードが要所でいい動きを連発し、2-0勝利でACQUAのJPを撃破し、DetonatioN Focus Meが10-0で先制。中堅戦はナウマンの舞とひびきのリリーの一戦。ここはひびきのリリーのコマ投げの精度が非常に高く、ナウマンの舞を2-0で完封で勝利し、広島 TEAM iXAが10-10の同点とし、大将戦に勝敗を委ねる流れとなった。

 大将戦はGO1の春麗とあでりいのエドの一戦となった。SFL以外の大会で好調な戦績を残していたGO1だが、初戦はあでりいの読みが通って先制。2戦目もあでりいが好調で2連勝で順調に勝ちを重ねる。ここでインターバルを挟んだGO1は動きが変わって反撃開始、1本を取り返す。ここで今度はあでりいがインターバルを取るも、4戦目もGO1の勢いが止まらない。最終5戦目はあでりいのエドが先制、GO1も負けじと反撃でフルカウントフルセットにもつれこむギリギリの激闘となったが、最後はお互い慎重な立ち回りの中で、あでりいのエドが見事なリーサルを決めて劇的勝利!これにより、広島 TEAM iXAが30-10でDetonatioN Focus Meに勝利した。

先鋒戦に登場した竹内ジョンは試合前インタビューにて、インタビューを盛り上げるために一発芸としてモノマネを披露!こういった試合以外の面白コメントを楽しめるのもSFLの醍醐味と言える。モノマネだけでなく試合も、ACQUAのJP相手に見事な完封勝利を決めた
中堅戦はひびきのリリーとナウマンの舞の一戦。ここはひびきのリリーのコマ投げ「メキシカンタイフーン」が多く決まり、主導権を握ったひびきのリリーが勝利
試合は広島 TEAM iXAがDetonatioN Focus Meに30-10で勝利した

 MATCH1のMVPには広島 TEAM iXAのあでりいが選出された。大将戦の勝利について率直な感想を聞かせてもらうと、あでりいは、「本当に安堵しかない!」と元気に回答。練習でやってきたことプラスアルファでいいプレイができたとしており、いつも以上の実力が出せたとコメントした。

 初出場のあでりいに大将という大役が任された本日のオーダーについて聞いてみると、事前のチーム内の打ち合わせでは、キャラクターの相性から大将候補はひびきのリリーとあでりいのエドだったという。だが、直近のEWCにおいて、ひびきがGO1に負けていたことから、大将戦で挑んでくると思われるGO1の相手として、あでりいが自ら立候補したという。

 大将戦にて、2連勝からの2連敗という一進一退の展開となったが、インターバルを挟んで何か変化があったか尋ねると、あでりいはGO1の動きに変化があったとコメント。基本的にGO1は下がり気味の動きからいつかは踏み込むプレイングだが、インターバル明けからはさらに下がり続ける慎重なプレイスタイルに変化したことで、自身のプレイが乱されてしまったとした。

 あでりいは今回、EWCなどの海外大会に行かず、国内に残っていたが、その理由はSFLの練習に集中していたからだという。大将戦を任されたということもあり、SFLに向けて全力で練習に取り組んだ成果が出たという。ただ、こうした大きな大会でここまでパフォーマンスが発揮できたのは初めてに近いとうれしそうに語る。

 大将戦でのGO1の印象について聞かれると、試合前は不安だったが、いざ試合になってみると、事前に想定して練習してきたGO1への対策がうまくはまって、最初の2戦に勝つことができたという。あでりいもGO1も慎重な立ち回りでプレイスタイルが似ているので、相手を崩すために何をしたかについては、キャラクター差としてエドと春麗とでは、エドの方がリーチが長く有利なので、相手がこちらに触れるために歩いてくるところを迎撃するようなイメージで挑んだとした。

 初出場の大将戦で緊張などがなかったか聞かれると、緊張していたので常に体を動かしてリラックスするように意識するとともに、相手が強豪のGO1なので胸を借りるくらいの気持ちでぶつかっていったという。あでりいの大胆な動きについては、8月31日に行なわれた5on5の大会「第1回 ゆなっこ杯5on5 supported by LaVISION」にて、思い切った動きをすることで調子がよくなったので、今日の試合も太めの択をかけていくことを意識した結果がよかったとした。

 次節、REJECT戦への意気込みについて聞かれたあでりいは、今回の結果で満足せず、これ以上の仕上がりを見せられるように頑張りたいとしてインタビューを締めくくった。

MATCH1のMVPは広島 TEAM iXAのあでりい
大将戦はGO1の春麗との一戦。徹底的なGO1対策の成果が出ており、前半は2連勝で練習の成果を見せる
後半、あでりいの対策に対応してきたGO1だったが、あでりいの勢いが勝り、最後はギリギリの接戦をあでりいが制する熱い展開となった。SFLではある程度、事前に相手が分かっている時に対策できる選手が強い大会だが、あでりいは向いているプレイヤーなのかもしれない

「9月のマゴ」はやはり強い!VARRELが絶好調の白星スタート

 MATCH2は、ホームがVARREL、アウェイがFUKUSHIMA IBUSHIGINの1戦。アウェイ側のオーダーは先鋒が鶏めしのダルシム、中堅はSFL初出場となる2BASAのジュリ、大将はヤナイのベガ、リザーブはジョニィのマノン。対するVARRELは、先鋒が水派のキャミィ、中堅はtsの豪鬼、大将はマゴのジュリ、リザーブはYHC-餅となった。

 先鋒戦は水派のキャミィと鶏めしのダルシムの一戦。ギリギリの接戦だったが、そこを鶏めしのダルシムが2-1で勝利し、FUKUSHIMA IBUSHIGINが10-0で先制。本来このマッチングはキャラクター相性でダルシム不利とされており、そこにアウェイながら先鋒で登場した鶏めしの気合いとやり込みが感じられる結果となった。

 中堅戦はtsの豪鬼と2BASAのジュリの一戦で、ここはtsが盤石な動きを見せて2-0で勝利を決めて、VARRELが10-10で追いつく展開となり、チームの勝利は大将戦に委ねられることとなった。

 大将戦はマゴのジュリとヤナイのベガの一戦。2戦目までマゴのジュリが見事な攻めを見せて連勝。ここでFUKUSHIMA IBUSHIGINはインターバルを挟んでの3戦目だったが、流れは変わらずマゴのジュリが3連勝の3-0で完封勝利を決め、試合としてはVARRELが30-10でFUKUSHIMA IBUSHIGIN相手に勝利した。

先鋒戦は水派のキャミィと鶏めしダルシムの一戦だが、ここはキャラクター相性では苦手なキャミィ相手に鶏めしのダルシムがギリギリの2-1で勝利!
思わず勝利のガッツポーズを決める鶏めしが熱い
中堅戦はtsの豪鬼と2BASAのジュリの一戦。初出場の2BASA相手に、ここは安定した立ち回りを見せたtsが2-0で勝利

 MATCH2のMVPにはVARRELのマゴが選出された。試合終了後のインタビューでは、MVPの率直な感想を一言で!と聞くと、うれしいです!と一言。続けて、本当にうれしくて、とにかくチームとしての勝ちスタートがうれしい。初戦で水派はやられたけど、tsと自分でチームが勝利できてよかったとした。

 本日のオーダーについて聞くと、マゴは今回、最初にやるべきこととして、鶏めしのダルシムにキャミィをあてることとコメント。そしてベガにはジュリがいいので、ヤナイが来た時は自分がいくと決めた。後は2BASAとジョニィに対してはキャラ相性から考えてtsが2BASAに、YHC-餅はジョニィと役割を決めた。ここであえて裏切り(予想外のオーダー)を入れる戦略もあるが、今回はあえて裏切らず、キャラクター相性重視で堅実なオーダーを組んだとした。

 大将戦について、終わってみれば3-0の圧勝となったが、ヤナイのベガに対してどのような対策をしたかについて確認すると、マゴは前飛びを意識したという。ジュリというキャラクターの飛びは強いので、これを強く意識したことで、実際にヤナイも苦労しているのが伝わってきたとコメント。加えてヤナイの動きがいつもよりも固めだったと感じたので、強気で攻めたのもプラスに働いたとした。

 よく言われる「9月はマゴの季節」について聞かれると、本人は全く意識していなかったが2019年に海外のファンがXで呟いたことがきっかけとなり、よくよく調べてみると実際に9月の成績は他の月と比べてよかったことから定着した話と説明。

 チームメイトのtsの初戦勝利について聞かれると、1週間くらい前からジュリ戦に集中して真面目に準備していたという。色々なジュリとスパーリングしていて、Discordで画面共有してマゴからのアドバイスを貰いながら練習していたそうだ。その練習が身を結び、昨日くらいに恐らく自分の中で答えが出たと思うとし、実際にマゴから見ても本番が練習の数倍よかったとうれしそうにコメントした。

 次節のZETA DIVISION Geekly戦に向けての意気込みを聞かれると、F Divisionの中では最も厳しく、難しい戦いになりそうだが、ここを乗り越えられればリーグ優勝も狙えるくらいの重要な一戦になると考えているので、ここで勝てるように頑張りますと元気にコメントした。

MATCH2のMVPはVARRELのリーダー、マゴ!
マゴと言えばSFL名物とも言える試合前インタビュー。今回も漫画ネタを盛り込んで配信を大いに盛り上げた
試合内容もすばらしく、ヤナイのベガを相手に3-0の完封勝利を決めた

ZETA DIVISION GeeklyとREJECTの注目の一戦はときどケンの奮闘でREJECTに軍配!

 MATCH3は、ホームがREJECT、アウェイがZETA DIVISION Geeklyの1戦。アウェイ側のオーダーは、先鋒がももちのエド、中堅はひぐちのガイル、大将はひかるのA.K.I.、リザーブは翔が欠席のため、なし。対するREJECTは、先鋒がLeSharのエド、中堅はふ~どのエド、大将はときどのケン、リザーブはウメハラとなった。

 先鋒戦はLeSharのエドとももちのエドによるエドのミラーマッチだが、ここはももちのエドがきっちりLeSharを抑え切って2-0で完封勝利。ZETA DIVISION Geeklyが10-0で先制する展開となった。中堅戦はふ~どのエドとひぐちのガイルの一戦。今度はふ~どのエドが2-0の完封でひぐちのガイルを撃破、REJECTが10-10で追いつく展開となった。

 大将戦はときどのケンとひかるのA.K.I.の一戦。一進一退の攻防の中でひかるが先に2勝を決め、ここでときどがインターバルを取る。その後はギリギリのところでときどが勝利を掴み、2-2に追いつく緊張の展開。ここでひかるがインターバルを取っての最終戦だが、流れは変わらずときどが3-2で勝利を決めて、REJECTがZETA DIVISION Geekly相手に30-10でリーグ初戦を制した。

アウェイのZETA DIVISION Geeklyのオーダーには翔の名前がなかった……
先鋒戦はLeSharのエドとももちのエドのミラーマッチだが、ここはももちが制する展開
中堅戦、ふ~どのエドとひぐちのガイルの一戦はふ~どが完封勝利を見せる

 MATCH3のMVPにはREJECTのときどが選出された。大将戦を勝利してのMVPの率直な感想を一言で聞かせてほしいと聞くと、ときどはさわやかに一言、ホッとしていますとコメント。

 オーダーについても尋ねると、ときどはREJECTのオーダーはかなり複雑で、誰に誰を当てるといったシンプルなマンツーマンではないという。同じ相手であってもその相手が先鋒か大将かなど、役割によっても誰を当てるか変える想定のかなり複雑なオーダーを構築しているとした。

 大将戦のスコアが2-1になったところでインターバルを取ったときどだが、インターバルでどのような話をしていたかついて聞くと、ときどが画面端にひかるを追い詰めた時、画面端からお咎めもなく、簡単に逃げられてしまっているなどの指摘をチームメイトからもらったのでそれを注意したり、ひかるからのインパクトを食らってしまっていたので、インパクトが来そうな場面では声をかけてほしいとお願いしたりしたという。

 なお、インパクトについてはEWCでも苦労してきたので、画面端では常に意識しようと思っているとしたほか、最近はCPU対戦でインパクトの練習をするようにしたとしており、本格的に改善するための練習を重ねているようだ。

 REJECTもメンバー全員がオフラインで集まって試合に挑んでいるが、そのメリットについて聞かれると、事前の練習が捗ることに加えて、本番前から十分なコミュニケーションが取れていたり、試合中も水を取ってきてもらえるなど、長い期間のリーグ戦においてモチベーションの維持にも繋がっていると説明した。

 ひかるのA.K.I.とはEWCでも対戦しており、再戦のような形になったが、事前に対戦したことによるアドバンテージがあったか聞かれると、少なくともときどはそこは特に意識していなかったと説明。EWCのような大会では当たるかどうかが分からないのに対して、リーグ戦では当たることを想定して練習するので、こと前の試合などについてはあまり意識していないようだ。

 また、ZETA DIVISION Geeklyの翔が今回欠場しており、延長になれば勝利が確定することの意識について聞かれると、ふ~どが試合に出る前に、勝っても負けても30点だから気楽にと声を掛けることができたという。

 次節、広島 TEAM iXA戦への意気込みについて聞かれると、すでに対広島 TEAM iXAの練習や取り組みについては段取りをつけているので、それを着実に実行して勝利を頂こうと思っていると強気のコメントを見せた。

 最後にファンに向けての一言を求められると、ときどは、8月29日のS Divisionの開幕戦が同時視聴15万だったことに驚いている。最初のSFLの頃は1万人くらいだった、とコメント。自身がプロになるかどうか迷っていた時に、将来eスポーツが盛り上がり、テレビなどで見られるような将来を想像した時に、プロをやっていなかったらきっと後悔すると考えたことがあるとし、結果としてテレビではないが配信で15万人もの人たちが楽しむコンテンツに成長しており、ここまでになるのに多くの人たちの想いや努力などがあったことを踏まえて、全てのみなさまに感謝したいとしてインタビューを締めくくった。

MATCH3のMVPはREJECTのときど!今日のMVPはマゴとときどの2人が選ばれているのはなかなかにエモい
ひかるのA.K.I.との大将戦は際どい場面もあったが、結果は3-2でチームを勝利に導いた。ワイプでガッツポーズを決めるときど
強豪ZETA DIVISION Geeklyに30-10で勝利は今後のリーグ戦にどのような影響を及ぼすのか

初日から熱い戦いが目白押し!配信アーカイブも要チェック!

 以上、SFL 2025、F Divisionの第1節の試合の模様を紹介するとともに、3試合のMVPインタビューの様子を紹介した。なお、冒頭でも触れたが、試合内容の詳細や配信でのインタビュー内容については、YouTubeのアーカイブを是非チェックしてみてほしい。

 今日の試合は何といっても広島 TEAM iXAのあでりいの勝利が一番のトピックだろう。真剣に相手選手を調べて、徹底した対策で挑み、それに対応された後は自身のアドリブ力で勝利を掴み取るなど、次節以降も楽しみになるような素晴らしいな試合を見せてくれた。

 ちなみにインタビューでは、交流のあるGood 8 Squadのさはらが同じような立場で大将戦に出て、惜しくも負けてしまった点について聞かれると、彼は強いので大丈夫、彼のことはよく分かってますから、と仲の良さが感じられるコメントも出ていた。

 次回第2節はS Divisionが9月5日、F Divisionが9月9日に行なわれる。今回の第1節を通して興味深かったのは、全6試合を通して、40-0のスコアが1つもなかったことだ。チームとしては惜しくも敗れていても、必ず先鋒か中堅でポイントを稼いでおり、トップに躍り出るチームもいなければ、いきなり全敗で苦いスタートを切るチームもない、どのチームも実力差が拮抗していることの表れと言える。

 第2節からは第1節での動向から対策やオーダーにさらなる工夫が見られるようになってくると思われるので、今後もSFL2025からは目が離せないことになりそうだ。

本日の結果。広島TEAM iXAのみアウェイで勝利、他2チームはホームでの勝利となった
9月、10月のスケジュール。次回第2節はS Divisionが9月5日、F Divisionが9月9日
11月以降のスケジュール。リーグ本節は11月いっぱいで、以降は12月のプレイオフ、2025年1月のグランドファイナルと続いていく