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中国Baidu、Googleを退けスマートスピーカーのシェア2位に

中国Baiduのスマートスピーカー小度(Xiaodu)

 調査会社Canalysは26日、2019年6月~8月の第2四半期の出荷台数に基づくスマートスピーカーシェアで、中国のBaiduが米Googleを退け、シェア2位に浮上したと報じた。

2019年第2四半期と2018年第2四半期の比較

 Baiduは中国市場のみのサービス展開で、2018年第2四半期におよそ14米ドルの安価なスマートスピーカー「小度(Xiaodu)」を投入している。2019年度第2四半期と2018年度第2四半期を比較した場合の成長率は3,700%で、第2四半期シェア1位のAmazonのおよそ60倍の伸びを記録した。

 Canalysのアナリスト、Jason Low氏は同記事内で「ベンダーは新しいカテゴリのスマートディスプレイの価格について警戒している。さまざまな価格や価値提案が期待される」と述べた。