イベントレポート

Lenovo、横でも縦でも使える一体型PCとデュアルGPU AIワークステーション

ディスプレイを回転できるThinkCentre X AIO Aura Edition

 Lenovoは1月6日(米国時間)、ビジネス向けデスクトップPC「ThinkCentre」の新製品として、「ThinkCentre X AIO Aura Edition」と「ThinkCentre X Tower」を発表した。価格や提供開始時期は未定。

 ThinkCentre X AIO Aura Edition(以下ThinkCentre X AIO)は27.6型QHDディスプレイを採用した一体型PCで、ディスプレイ回転させて縦向きでも利用できるのが特徴。ThinkCentre X Towerはミニタワー型のデスクトップPCで、2枚までのビデオカードを内蔵できる。

27.6型QHDパネルを縦でも使えるThinkCentre X AIO Aura Edition

ThinkCentre X AIO Aura Edition

 ThinkCentre X AIOは、27.6型QHD(2,560×2,880ドット300cd/平方m)のIPS液晶を内蔵。通常一体型PCのパネルは横向き固定だが、ThinkCentre X AIOはパネル部を回転させられる。

ディスプレイ部だけが回転して横でも利用することができる

 ThinkCentre X AIOにはユニークなソフトがいくつか提供されており、「AI Turbo Zone」ではカメラで撮影した物体をAIを利用して生成拡張できる。「Share Zone」では別のノートPCの画面を本製品上に表示し、ノートPCのファイルを編集するなどの使い方が可能だ。

背面と側面にポートがあり、隠しUSBポートがあり、ドングルなどを挿しっぱなしにできる
ThinkCentre X AIO Aura Editionのスペック(Lenovo提供の資料より筆者作製)
ThinkCentre X AIO
CPUCore Ultraシリーズ3
メモリ最大64GB(LPDDR5x-9600)
ストレージ2xM2 2280
ディスプレイ27.6型 QHD(2,560×2,880ドット300cd/平方m)IPS
カメラスマートAIカメラ/16MP HPD
無線Wi-Fi 7/Bluetooth 6.0
ポート(背面)Thunderbolt 4、USB Type-C、USB、HDMI 2.1、(側面)USB Type-C、USB×1、オーディオ
サイズ481×634×191 mm
重量7.37kg
OSWindows 11

2枚のGPUを本体に内蔵できるThinkCentre X Tower

ThinkCentre X Tower

 ThinkCentre X Towerはミニタワー型のワークステーションPCで、最大で2枚の拡張カードを内蔵できる。実機で確認したところ、正確には本体の構造としては4スロット分が用意されており、2スロットのGPUが2枚となる。AIアプリケーションやAIモデルの開発向けのワークステーションとなる。

上部のポート
90度回転させたところ。底面に端子などが用意されているデザイン
I/Oポート周り、その下に拡張カードのスロットが見える

 デザイン上の特徴として、背面にポートなどがない。電源端子や各種インターフェイス、ビデオ出力などは、いずれも底面にある。ケーブルを底面に集めることで、机の脇においてもケーブルが見えないすっきりしたデザインが実現されている。

ThinkCentre X Towerのスペック(Lenovo提供の資料より筆者作製)
ThinkCentre X Tower
CPU最大Core Ultra 9
GPUオプション(最大2枚のビデオカードを内蔵可能)
メモリ最大64GB(DDR5-5600)CUDIMM×4
ストレージ最大14TB(6TB SSD=2TB×3+4TB HDD×2)
無線最大Wi-Fi 7
ポート(上面)USB Type-C(20Gb)、USB(10Gb)2基、USB(5Gb)2基、オーディオ、カードリーダー、(背面)Thunderbolt 4、USB(5Gb)、Ethernet 2基、DP 1.4a、オーディオ、PS/2(オプション)、COMポート(オプション)
サイズ425×225×495 mm(ハンドル内蔵)
重量21kg
OSWindows 11/Ubuntu 24.04