イベントレポート

Creative、ノイキャン対応で空間音響を改良したBluetoothイヤフォン/ヘッドフォン

 Creativeは6日、台湾で開催されたCOMPUTEX TAIPEI 2024にあわせて新製品発表会を開催し、完全ワイヤレスイヤフォンの「ZEN AIR SXFI」、およびワイヤレスヘッドフォンの「ZEN HYBRID SXFI」を発表した。

 どちらも、同社独自の音響技術であるSuper X-Fi(SXFI)に対応し、立体的な音響効果を実現可能。アクティブノイズキャンセリング(ANC)機能も搭載し、環境に応じた調整が自動で行なわれるAdaptive ANC、外部音を取り込むAmbient Modeも備える。

 接続はBluetooth 5.3で、マルチポイント接続をサポート。ZEN HYBRID SXFIはこれに加えて有線のアナログ入力にも対応する。バッテリ駆動時間はZEN AIR SXFIがケースと合わせて30時間、ZEN HYBRID SXFIが70時間。

ZEN AIR SXFI
ZEN HYBRID SXFI

 またSuper X-Fiについては、最新世代となるGen 4をSXFIアプリを通じて提供する。上記2機種もGen 4採用製品となる。

 アルゴリズムを改良したことで、音の明瞭度やダイナミックレンジを向上し、空間がより感じられるようアップデート。消費電力も抑えており、イヤフォンやスピーカーなど対応プラットフォームが拡大した。アプリを使った音のパーソナライズ機能も改良され、自撮りをするように自分の頭部を撮影することで行なえるようになった。

Super X-Fi Gen 4