イベントレポート

MINISFORUMから水冷仕様のRyzen搭載ミニPC。スリム型ゲーミングPCのGeForce RTX 4070版も

AtomMan X7 Pt

 台湾で開催中のCOMPUTEX TAIPEI 2024にて、MINISFORUMがブースを出展しており、水冷機構を内蔵したミニPC「AtomMan X7 Pt」などを展示していた。

 AtomMan X7 Ptは、CPUにRyzen 9 8945HSを搭載し、冷却機構として水冷クーラーを内蔵したミニPC。メモリは最大64GB、ストレージはPCIe 4.0対応のM.2スロットを2基備える。OSはWindows 11を搭載。

 インターフェイスには、USB4×2、USB 3.1×4、2.5Gigabit Ethernet×2、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3、HDMI、DisplayPort 1.4、音声入出力などを装備。OCulinkもサポートしており、対応する外付けGPUを接続することもできる。本体サイズは175×131.5×155.4mm。

AtomMan X7 Ptの主な仕様

 また、ノートPCを縦置きしたようなスリムな形状が特徴な「AtomMan G7 Ti」も展示中。Core i7-14900HXとGeForce RTX 4070 Laptop GPUを搭載する高性能PCとなっており、同社が2022年に発売した「NUCXI7」の後継機と言えるだろう。

 メモリはDDR5、ストレージはPCIe 4.0対応のM.2スロットを2基備え、OSはWindows 11を搭載。仕事モードとゲームモードを1クリックで切り替えられるスイッチも備える。

 インターフェイスは、USB4、USB 3.1、USB 3.0×2、HDMI 2.1、Gigabit Ethernet、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4、音声入出力などを装備。本体サイズは396.5×236.4×32.5mm。

AtomMan G7 Ti

 これ以外にもミニPCでは、「UM790 Pro」や「UM780 Pro」の後継機で、CPUをRyzen 9 8945HSや7 8845HSへとアップグレードした「UM890 Pro」と「UM880 Pro」、SFP+などを備えたワークステーション「MS-01」のRyzen版となる「MS-A1」なども並べられていた。

UM890 Pro/UM880 Pro
MS-A1

 そのほか周辺機器として、市販のビデオカードを装着できる、OCulink接続のGPU用ドック「DEG1」、Wi-Fi 7内蔵のThunderbolt 4ドック「TB4-01」、Radeon RX 7600M XT内蔵でOCulink接続対応の外付けGPUボック「R3GAF」も展示されていた。

DEG1
TB4-01
R3GAF