イベントレポート
ASRock、容積9.94Lで光学ドライブやPCIeカードも入るRyzenベアボーン
2021年6月1日 11:45
ASRockは、COMPUTEX TAIPEI Virtualのイベントにおいて、本体の容積を9.94Lに抑えながら5インチベイや拡張スロットを備えたRyzenベアボーン「DeskMini Max」を発表した。
CPUはSocket AM4対応で、最大105WのRyzen 5000/4000/3000/2000シリーズを搭載可能。5インチベイを1基搭載、PCI Express 3.0 x16スロットを1基(カード長は200mmまで)としながら、容積を9.94Lに抑えた。メモリも4基搭載でき、容量は最大128GBまで拡張可能になっているなど、Mini-ITXシステムと比べて体積や性能面でアドバンテージがあるとしている。
このほか、3.5インチHDDまたはシングルの水冷ラジエータを設置可能なスペース、500Wの80PLUS Bronze対応電源の内蔵(ケーブル長を最適化)、DisplayPort/HDMI/ミニD-Sub15ピンの3系統のビデオ出力(APUのみ)、USB 3.0 Type-Cの搭載などが特徴。
ストレージはSATA×2、M.2。このほかインターフェイスとしてUSB 3.0×5(内1基はType-C)、USB 2.0×4、Gigabit Ethernet、音声入出力などを搭載。M.2 2230 Key EのWi-Fi/Bluetoothモジュール拡張もサポートする。
本体サイズは168×220.8×268mm(幅×奥行き×高さ)。