イベントレポート

ASUS、G-SYNC対応で360Hz駆動のフルHDディスプレイ

~DisplayHDR 1400対応で4K/144Hzの32型ゲーミング液晶も

ROG Swift 360Hz

 ASUSは5日(米国時間)、NVIDIAと共同でG-SYNCに対応した360Hz駆動の24.5型フルHDディスプレイ「ROG Swift 360Hz」をCES 2020で発表した。

 一般的な60Hzディスプレイの6倍ものリフレッシュレートを実現。360Hz駆動のディスプレイは、一般的な人には大したニュースではないが、数ミリ秒の判断で勝敗が決まり、数千億ドルの賞金を獲得するプロのeスポーツプレイヤーには重要だとしている。

 360Hzという速度は、目を瞬きするあいだに54回も画面を更新されている計算であり、240Hz液晶と比較して50%も多いフレームを描画できる。

 解像度がフルHDである以外の詳細は明らかにされておらず、詳細がわかり次第追ってお伝えする。

ROG Swift PG32UQX

ROG Swift PG32UQX

 このほか、4K表示やDisplayHDR 1400に対応し、144Hzのリフレッシュレートを実現した32型液晶ディスプレイ「ROG Swift PG32UQX」も同時発表した。

 1,152ゾーンに分割されたミニLEDバックライトでローカルディミングを実現し、ピーク輝度が1,400cd/平方mに達した。これによりDisplayHDR 1400認証を取得した初のゲーミングディスプレイとなった。また、G-SYNC認証も取得している。DCI-P3 90%の色域をサポートする。

 こちらもCES 2020会場で展示されており、詳細がわかり次第追ってお伝えする。