イベントレポート

G.SKILL、Ryzenに特化したオーバークロックメモリ「Trident Z neo」

Trident Z neo

 台湾G.SKILL Internationalは、COMPUTEX TAIPEI 2019にブースを構え、Ryzenに特化したというDDR4メモリ「Trident Z neo」シリーズを展示した。

 発売時期、実際の製品の本体色、そして仕様などを含めていっさい「未定」としながらも、Ryzenプロセッサに特化したオーバークロックメモリとなることが決まっている。

 現在、同社のRyzen向けオーバークロックメモリは、Trident Z RGBやFLARE Xといった各シリーズのなかに数モデル入り込んでいるかたちとなっているが、これを独立させることで、ユーザーがよりわかりやすく選択できるようになった格好だ。

 同社によると、Ryzen向けのオーバークロックのチューニングパラメータはIntel向けとは異なっており、たとえ同クロックでもレイテンシの設定などが異なるという。そのため新シリーズを立ち上げるに至ったのだろう。

 同社のブースはメモリのオーバークロックを全面に押し出していて、なかでもASUSの「ROG Dominus Extreme」とXeon W-3175を使い、384GBのメモリをすべて4,000MHzにオーバークロックさせているデモなどは圧巻であった。

Xeon W-3175のシステムにおいて、384GB分のメモリすべてが4,000MHzで動作
5,200MHz@18-22-22-42といったハイクロック設定や、5,000MHz@17-17-17-37といった高クロック/低レイテンシオーバークロック記録
Ryzenでも4,000MHzのオーバークロック動作に成功