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EIZO、キャリブレーションセンサー内蔵の映像製作向け24.1型ディスプレイ

ColorEdge CG247X

 EIZO株式会社は、24.1型で1,920×1,200ドットのカラーマネジメントディスプレイ「ColorEdge CG247X」を6月3日に発売する。直販価格は191,160円。

 クリエイター向けのColorEdgeシリーズの製品で、広色域パネルを採用。CG247の進化機種となり、映像製作に用いられる表示規格のDCI-P3カバー率は95%から98%に向上、Adobe RGBカバー率は99%に達する。また、暗室環境でも引き締まった黒色を表示できるように1,500:1の高コントラストを採用した。

 電源投入から表示を安定させるまでの時間が従来機の7分から3分に短縮されたことに加え、消費電力を32%削減。標準消費電力は22Wに改善された。

 筐体にキャリブレーションセンサーを内蔵しており、専用ソフトのColorNavigatorから正確の色を再現可能。表示品質を保つための再調整は定期で自動的に実施できる。画面の輝度や色度を均一に補正する専用回路などを搭載。遮光フードを標準で付属する。

 主な仕様は、液晶が24.1型非光沢IPS式パネル、表示色数は最大約10億7,374万色、視野角は上下/左右178度、輝度400cd平方m、コントラスト比1,500:1、中間色の応答速度は10ms。

 インターフェイスはDisplayPort、HDMI、DVI-D、USB 2.0×2。

 スタンドは上30度のチルト、左右344度のスイベル、右90度回転のピボットに対応。昇降は128mm。

 本体サイズ/重量は575×245.5×417~545mm(幅×奥行き×高さ)/約8.9kg、フード装着時は596×356.7~380×427.8~555.8mm(同)/約9.7kg。

 保証期間は5年間で、購入から6カ月のドット欠け保証も付帯する。

(中村 真司)