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東芝、Braswell搭載の11.6型モバイルノート「dynabook N51」

~光学ドライブ付きモバイル「RX73」は軽量薄型化でSkylake搭載に

 株式会社東芝は、13.3型以下のモバイルノート8機種を刷新し、10月23日より順次発売する。価格は全てオープンプライス。

 夏モデルからOSをWindows 8.1からWindows 10 Homeに一新。また多くの製品がモノラルマイクからデュアルマイクとなり、新たにハイレゾおよびSeeQVault技術に対応した。プロセッサの世代も進化している。

dynabook N51

dynabook N51

 「dynabook N51/TG」は11.6型のモバイルノート。10月23日発売で、税別店頭予想価格は10万円台半ばの見込み。

 夏モデルの「N51/RG」からSoCをBay Trail-MのCeleron N2840からBraswellのCeleron N3050(2.16GHz、ビデオ機能内蔵)に強化した。

 そのほか主な仕様は、メモリ4GB(2+2GB)、500GB HDD、1,366×768ドット表示/タッチ対応11.6型ワイド液晶ディスプレイ、OSにWindows 10 Home、Office Home and Business Premium プラス Office 365サービスを搭載する。

 インターフェイスは、USB 3.0、USB 2.0、HDMI出力、Ethernet、ミニD-Sub15ピン、IEEE 802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0、92万画素Webカメラ、音声入出力などを備える。

 バッテリ駆動時間は約4.6時間。重量は約1.4kg。本体色はサテンゴールド。

キーボードレイアウト
左側面
右側面
背面

dynabook RX73

dynabook RX73

 「dynabook RX73/TWP」、「同RX73/TWQ」は光学ドライブを搭載した13.3型モバイルノート。11月下旬発売で、税別店頭予想価格は前者が18万円前後、後者が16万円前後の見込み。

 夏モデルの機能を維持しながら、筐体の厚さを26.5mmから21.4mm、重量を約1.51kgから1.44kgに薄型軽量化。ACアダプタも約140gの小型軽量タイプを採用し、持ち運びに最適化。CPUはSkylake世代となり、タッチパッドも従来の左右クリックボタン一体型から分離型となった。

 このほか、マグネシウム合金の筐体、非光沢の液晶、SSHDの採用、0.2mmのくぼみをつけたキーボードが特徴。耐久面も配慮し、防滴テストや100kgf面加圧テスト、76cm落下テストなどをクリアしている。

 RX73/TWPはCPUにCore i5-6200U(2.3GHz、ビデオ機能内蔵)、ストレージに1TB SSHD、光学ドライブにBDを、RX73/TWQはCPUにCore i3-6100U(2.3GHz、同)、ストレージに1TB HDD、光学ドライブにDVDスーパーマルチを搭載。それ以外の仕様は共通で、メモリ4GB、1,920×1,080ドット(フルHD)表示対応13.3型非光沢液晶、OSにWindows 10 Homeなどを搭載する。

 インターフェイスは、USB 3.0×3、HDMI出力、Gigabit Ethernet、ミニD-Sub15ピン、音声入出力などを搭載する。

 バッテリ駆動時間は約10時間。本体サイズは約316×229×21.4mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.44kg。本体色はプレシャスホワイト。

キーボードレイアウト
左側面
右側面
背面

dynabook RX82

dynabook RX82

 「dynabook RX82/TBP」は着脱式2-in-1で、12.5型ピュアタブレットとしても利用可能。12月中旬発売予定で、税別店頭予想価格は18万円台半ばのみ込み。

 夏モデルからSoCをBroadwellのCore M-5Y31からSkylakeのCore m3-6Y30(900MHz、ビデオ機能内蔵)に強化。インターフェイスのコネクタはMicro USB 2.0からUSB 3.1 Gen1(Type-C)となった。デュアルマイク搭載、SeeQVault対応も特徴。

 そのほか主な仕様は、メモリ4GB、256GB SSD、1,920×1,080ドット表示/タッチ対応12.5型非光沢液晶ディスプレイ(デジタイザ付き)、OSにWindows 10 Home、Office Home and Business Premium プラス Office 365サービスを搭載する。

 インターフェイスはIEEE 802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.1、200万画素前面/500万画素背面カメラ、音声入出力などを搭載する。バッテリ駆動時間および重量は未定。本体色はグラファイトブラック。

【お詫びと訂正】初出時にハイレゾオーディオ、Bluetooth 4.0対応としておりましたが、後日東芝より、ハイレゾ非対応、Bluetooth 4.1対応との訂正がありましたので、記事を修正しました。

分離時
キーボードレイアウト
左側面
右側面
背面
デジタイザペン

dynabook KIRA L93

dynabook KIRA L93

 「dynabook L93/TG」はキーボードの奥からヒンジごと取り外せ、7つのスタイルで使えるという着脱式2-in-1。10月23日発売で、税別店頭予想価格は24万円前後の見込み。

 夏モデルからはOSおよびマイクの変更、ハイレゾ/SeeQVault対応を行なった。主な仕様は、CPUにCore i7-5500U(2.4GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ8GB、128GB SSD、2,560×1,440ドット(WQHD)表示/タッチ対応13.3型ワイド液晶ディスプレイ(デジタイザ付き)、OSにWindows 10 Home、Office Home and Business Premium プラス Office 365サービスを搭載する。

 インターフェイスは、IEEE 802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0、92万画素前面/500万画素背面カメラ、音声入出力などを搭載する。バッテリ駆動時間は約9.5時間で、重量はキーボードドック装着時が約1.75kg、非装着時が約1.3kg。

左側面
右側面
背面
デジタイザペン

dynabook KIRA V83/V72/V63

dynabook KIRA V83

 「dynabook KIRA V83/TS」、「同V73/TS」、「同V63/TS」は13.3型液晶を備えたモバイルノート。10月23日発売で、税別店頭予想価格は順に20万円前後、18万円台半ば、17万円前後の見込み。

 このうちV83/TSはWQHD液晶搭載で約1.32kg、約13時間バッテリ駆動、V73/V63はフルHD液晶搭載で約1.1kg、約16時間バッテリ駆動。夏モデルからはマイクの変更、およびハイレゾ/SeeQVault対応を行なった。

 V83/TSとV73/TSはSSDが256GB、V63/TSはSSDが128GB。それ以外の仕様はほぼ共通で。、CPUにCore i5-5200U(2.2GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ8GB、OSにWindows 10 Home、Office Home and Business Premium プラス Office 365サービスを搭載する。

 インターフェイスは、SDカードスロット、USB 3.0×3、HDMI出力、IEEE 802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.0、92万画素Webカメラ、音声入出力などを搭載する。本体色はいずれもプレミアムシルバー。

キーボードレイアウト
左側面
右側面
背面
dynabook KIRA V73
dynabook KIRA V63

(劉 尭/中村 真司)