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2014年国内タブレット市場シェアは、1位Apple、2位ASUS

~個人向けは出荷減

 IDC Japan株式会社は2014年国内タブレット端末(電子書籍端末除く)の出荷台数を発表した。

 これによると、教育市場向けを中心に需要が拡大したことで、法人市場は前年比56.7%増の235万台に伸び、全体としては前年比8%増の804万台となったが、個人向け市場は、Android機の販売が不振で前年比4.2%減の569万台に留まった。

 メーカー別シェアは、第2四半期からNTTドコモ向けにもiPadを供給開始したAppleが44.3%でトップ。2位は、Windows機を拡充したことが功を奏したASUSが10.3%。以下、富士通が8%、ソニーが6.5%、NECレノボグループが5.6%と続く。

 2015年についてIDC Japanでは、上期は教育分野での需要がさらに拡大するが、個人向けは開会需要に改善の兆しが見えないため、出荷台数はさらに減少すると予測している。

(若杉 紀彦)