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EIZO、プロ向けの23.8型4K液晶ディスプレイ
(2015/2/4 16:31)
EIZO株式会社は、3,840×2,160ドット(4K)表示に対応したプロ向けの23.8型液晶ディスプレイ「ColorEdge CG248-4K」を4月20日に発売する。価格はオープンプライスで、直販予定価格は27万円。
ColorEdgeシリーズとしては最高の画素密度185ppiを達成したモデル。Adobe RGBを99%カバーする広色域パネルを採用し、表示の維持管理を自動的に行なうキャリブレーションセンサーを内蔵。電源を入れてから3分で表示を安定させられるほか、画面の表示均一性を保持するデジタルユニフォミティ補正回路を備える。工場出荷時に1台ごとに全階調調整を行ない、16bit LUTを使い再割当てを行なう。これによりディスプレイごとのバラつきを抑えたという。
映像制作市場向けの機能としては、EBU、Rec.709、SMPTE-C、DCI、Rec.2020などの放送規格で定められた色域およびガンマ値を再現するモードを搭載し、前面のスイッチで切り替え可能。また、4K映像のフォーカスチェックのための一部拡大機能を備え、こちらも前面のスイッチで容易に表示を切り替えられる。
主な仕様は、解像度が4K、表示色数が約10億7,374万色(約278兆色中)、中間色応答速度が14ms、輝度が350cd/平方m、コントラスト比が1,000:1、視野角が上下/左右ともに178度。パネルは非光沢のIPS。
インターフェイスは、DisplayPort×2、HDMI×2、USB(コントロール用)。3ポートのUSB 3.0 Hubを備える。
スタンドは上35度/下5度のチルト、150mmの昇降、左右344度のスイベル、90度のピボットに対応。本体サイズは553×245×394~544mm(幅×奥行き×高さ、横表示時)、重量は約8.5kg。遮光フードが付属する。