ニュース

Apple、Amazonら5社に対してContentGuardが特許侵害で提訴

12月18日(米国時間) 発表

 米ContentGuardは18日(現地時間)、特許侵害でApple、Amazon.com、BlackBerry、Huawei Device USA、Motorola Mobilityの5社を提訴したと発表した。

 ContentGuardはPendrellの子会社で、デジタル著作権管理(DRM:Digital Rights Management)技術の特許を数多く保有。ソニー、東芝、パナソニック、NEC、富士通、サンヨー、シャープ、日立、カシオら国内メーカーをはじめ、Microsoft、Nokia、LG、タイムワーナーなどがContentGuardからライセンス供与を受けている。

 ContentGuardのジェームズ・ベイカー副社長は、「世界の大手企業はContentGuardの技術価値を認め、自社製品に使うため快く支払いに応じている。不幸なことに、逆の手法を採る企業も存在し、特許料を支払わなければならないのを知りながら、ContentGuardの知的財産を違法に使用している」とコメント。穏便に対処するため時間、労力、経費をかけてきたが、大きな投資を守るため法廷に持ち出したとしている。侵害された特許は9件だが、これを具現化した300以上の特許などで20年間の研究開発費がかかっているという。

(山田 幸治)