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シャープ、業界最高の色再現性を達成した液晶バックライト用LED

GM4BN4B3S0A
12月13日 発表

サンプル価格:40円

色の再現範囲

 シャープ株式会社は13日、色の再現性を従来品より拡大した液晶バックライト用のLEDデバイスを発表した。中小型液晶用のサイド発光タイプが2サイズ、大型液晶用のエッジタイプと直下タイプがラインナップされる。サンプルの出荷開始は12月24日。サンプル価格は40円。量産は2014年4月に開始される。

 青色LEDチップに赤と緑の蛍光体を組み合わせて白色化したLEDで、蛍光体の材料を見直し、各色の配合割合を最適化することで、従来品ではNTSC比83%だった色の再現範囲を90%まで拡大。NTSC比90%の再現性は業界最高としている。特に赤色と緑色を鮮明に映し出せるようになっているのが特徴。小型パッケージ技術により、やはり業界最薄となる薄さ0.4mm品も提供する。

 ラインナップは、中小型向けのサイド発光タイプ「GM4BN4B3S0A」が、サイズ3.0×0.84×0.4mm(幅×奥行き×高さ)、全光束6.3ルーメン、駆動電流20mA。同じく中小型液晶向けのサイド発光タイプ「GM4BN6B3S0A」が3.8×1.0×0.6mm(同)、7.4ルーメン、20mA。

 大型液晶向けのエッジタイプ「GM5FQ0BH20A」が7.0×2.0×0.85mm(同)、68ルーメン、120mA、同直下タイプ「GM5F20BH20C」が3.5×3.5×0.8mm(同)、90ルーメン、320mA。

(多和田 新也)