ASUS、PCIe 3.0 x16スロットが7本のIntel X79 Expressマザー

　ASUSは、PCI Express 3.0 x16スロットを7本搭載したIntel X79 Expressマザーボード「P9X79-E WS」を15日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は55,000円前後の見込み。

　「P9X79 WS」を超える最上位のマザーボードで、PCI Express 3.0対応のHub「PLX8747」を2基搭載することで、x16形状のスロットを7基搭載可能とした。4-wayのNVIDIA SLIやAMD CrossFireXの構築が可能。青色のスロットはすべてx16レーン接続、黒のスロットはx8レーン接続されている。

　加えて、4基のSATA 6GbpsをサポートするMarvell製「88SE9230」コントローラ、2基のeSATA 6GbpsをサポートするASMediaの「ASM1042」、2基のGigabit EthrenetをサポートするIntel製のサーバーグレードNIC「I210」、Realtekの最新オーディオコーデック「ALC1150」などを搭載する。

　このほか、デジタル電源回路「DIGI+」、複数のSSDをHDDのキャッシュとして運用できる「SSD Caching II」、システムを起動させることなくBIOSの書き換えが可能な「USB Flashback」機能、オーバークロック専用チップ「TPU」、省エネ専用チップ「EPU」などを備える。CPUのPWM電源は8+2フェーズ、メモリは2+2フェーズ。

　フォームファクタはSSI-CEB(30.48×26.67cm)。ソケットはLGA2011で、対応CPUはCore i7、およびXeon E5-1600/2600シリーズ。メモリスロットはDDR3×8。バックパネルインターフェイスは、USB 3.0×２、USB 2.0×10、eSATA×2、Gigabit Ethernet×２、PS/2×2、S/PDIF、音声入出力などを備える。