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キヤノン、初の無線標準対応A4カラーレーザーなど

Satera LBP7110C
12月13日より順次発売

価格:オープンプライス

 キヤノンは、ビジネス向けA4カラーレーザープリンタ「Satera LBP7110C」、「同LBP7100C」を12月13日、およびA4モノクロレーザー「同LBP6710i」を2013年1月中旬より順次発売する。

 価格は、LBP7110CおよびLBP7100Cがオープンプライスで、店頭予想価格は前者が49,980円、後者が44,980円前後の見込み。LBP6710iは79,800円。

 対応OSはWindows XP/Vista/7/8/Server 2003/Server 2008(R2)/Server 2012、Linux、Citrix。加えてLBP7110C/LBP7100CはMac OS X 10.6~10.8、LBP6710iはMac OS X 10.4.9~10.8、Windows RTに対応する。

LBP7110C/LBP7100C

 LBP7110C/LBP7100Cは新開発のエンジンを搭載し、カラーとモノクロの印刷速度は14ppmを実現。従来のLBP5050とカラー8ppm/モノクロ12ppmから高速化した。また、スリープモードの改善により消費電力を従来の約4Wから約0.9Wへ削減し、省エネ度を示すTEC値は業界トップの0.40kWhを達成した。

 また、高さを約255mmに抑え、トナー交換や用紙補給などをすべて前面で行なうフロントオペレーションを採用し、狭い場所での設置を想定。LBP7110Cは、Satera LBPシリーズとしては初めてIEEE 802.11b/g/n対応無線LANに標準対応。無線LAN環境が普及しているSOHOや中小企業ですぐに導入できるとした。

 主な仕様は、最大印刷解像度が9,600dpi相当×600dpi、印刷速度が14ppm、給紙枚数が150枚、対応用紙がA4~A5、リーガル、レター、エグゼクティブ、はがき、封筒など。インターフェイスは共通でUSB 2.0、Ethernetを備える。

 本体サイズは406×454×255mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約16.6kg。

LBP6710i

LBP6710i

 LBP6710iは40ppmの高速印刷が可能なA4モノクロレーザーのフラグシップモデル。モノクロLBPシリーズとしては初めて同社のソリューション開発プラットフォーム「MEAP ADVANCE(LBP版)」を標準搭載。ICカードをはじめとするさまざまな認証方式によるセキュアな印刷が可能。

 また、USBメモリからPDF/XPS/JPEG/TIFFを直接印刷するダイレクト印刷機能、ワンタッチでスリープモードへ移行できる「節電ボタン」、曜日を指定して自動的にシャットダウンを行なう「オートシャットダウン」機能を備える。LBP7110C/LBP7100Cと同様スリープ時の消費電力を約0.9Wに抑えた。

 主な仕様は、最大印刷解像度が2,400dpi相当×600dpi、印刷速度が40ppm、給紙枚数はトレイが100枚、カセットが500枚。オプションで500枚給紙カセットを2段増設可能。対応用紙はA4~A6、レター、リーガル、エグゼグティブなど。インターフェイスはUSB 2.0とEthernet。

 本体サイズは454×424×345mm(同)、重量は約16.6kg。

(劉 尭)