エレコム株式会社は、世界初となるNFCを使ったAndroid用モバイルキーボード「TK-FNS040BK」を8月下旬に発売する。価格は18,690円。
無線通信の国際規格であるNFC IP-1(ISO/IEC 18092)に準拠するキーボード。ノルウェーのOne2Touchが開発した技術を元に、2社で共同開発。NFCは、FeliCaのようにタッチして情報を読み取ることに使われることが多いが、本製品は打鍵情報をNFCを通じてスマートフォンへ送信する。
本体は、中央がスマートフォンを置く場所になり、その左右に計45のキーを配置。外殻はシリコン製で、持ち運ぶときは三つ折りにできる。初回利用時のみ、ドライバに相当するアプリと、専用版ATOKをGoogle Playからダウンロードする必要があるが、ペアリングは不要で、2回目以降は本製品にスマートフォンを置くだけで利用できる。
電源はコイン型二酸化マンガンリチウム電池で、1日8時間の使用で、約18カ月使える。なお、電池の交換はできない。
現時点での対応スマートフォンは、GALAXY Nexus、同Note、同SII WiMAX、ISW16SH。10月頃にアプリのバージョンアップが予定されており、これにより、NFCに加え、FeliCaにも対応予定。
キーピッチは15mm、キーストロークは1mm。本体サイズは341×65×8.6mm(幅×奥行き×高さ、使用時)、重量は約146g。持ち運び用の収納ケースが付属する。
利用イメージ | 本体は三つ折りできる | 収納ケースが付属 |
(2012年 8月 7日)
[Reported by 若杉 紀彦]