米AMDは、「Tahiti PRO」のコードネームが与えられるハイエンドGPU「Radeon HD 7950」を発表した。国内でも搭載カードが即日出荷開始される。
先に発表された「Radeon HD 7970」の下位に位置づけられるモデルで、同じGraphics Core Nextアーキテクチャを採用。SP数は7970の2,048基から、1,792基に削減されているが、ROP数やトランジスタ数は共通であることから、同じダイでコアの一部だけを無効にした製品とみられる。
コアクロックは800MHz以上、テクスチャユニット数は112基、ROP数は32基。メモリは384bit接続/5GHz駆動のGDDR5を3GB搭載。理論演算性能は2.87TFLOPS。
製造プロセスは28nm。電源端子は6ピン×2で、ボード消費電力は200W。ディスプレイインターフェイスは、DVI、HDMI、miniDisplayPort×2を備える。
Radeon HD 7970との仕様の比較 | GeForce GTX 580との性能の比較 |
(2012年 1月 31日)
[Reported by 若杉 紀彦]