モダニティ、コックピット型のPCチェア
~電動のリクライニングシートやディスプレイアーム×3を装備

「エンペラー1510」

11月 発売



 モダニティ株式会社は、チェア、デスク、ディスプレイアームが一体化したカナダModern Work Environment Lab製PCチェア「エンペラー1510」を11月より発売する。参考価格は配送料などを含まない本体のみで84万円前後。

 フットレスト付きのシートのほか、左右のアームレストの部分にキーボードやマウスを置くテーブルがあり、かつ椅子の背後から前面に弧を描くように3台までのディスプレイを装着できるアームの付いた一体型のPCチェア。ディスプレイは最大で24型を3台取り付け可能。Bose製2.1chオーディオも内蔵する。

 シートの背もたれは電動で25度までリクラインニング可能。加えて、ディスプレイアームも高さ調整およびユーザーが出入りする時の開閉を電動で行なうことができる。見た目や使用感は、飛行機のビジネスシートにディスプレイアームが付いた感じだが、ブラックで統一され、サソリの尾部を彷彿とさせるデザインからは、モビルスーツのコックピットという雰囲気さえある。

 本体サイズは1,170×1,540×1,590~1,930mm、重量は110kg。商業施設などのほか、個人に対しても販売する。常設展示などは11月以降に決定される予定だが、11月2日~4日に東京ビッグサイトで開催されるインテリア・ライフスタイル・リビングに出展される。

斜め後ろから見たところ※ディスプレイは別売横から見たところ。シートやアームは可動2010年のCESに展示された実機
手元のボタンでシートなどを調整ディスプレイの背面もカバーで覆われるシート部分


(2011年 10月 24日)

[Reported by 若杉 紀彦]