LG、120Hz駆動の3D表示対応フルHD液晶

W2363D

4月下旬 発売
価格:オープンプライス



 LGエレクトロニクス・ジャパン株式会社は、120Hz駆動で3D表示に対応した1,920×1,080ドット(フルHD)23型ワイド液晶ディスプレイ「W2363D」を4月下旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は4万円前後の見込み。

 120Hz駆動に対応することで、NVIDIAの3D Visionをサポートし、立体視を楽しめる。172Hzのデータプロセッシングにより残像感やチラツキを軽減したほか、クロストーク(二重像現象)を1.9%に抑えたという。また、セルの開閉を安定させて、ぼやけやにじみを解消するデュアルゲートフィーディング技術を採用する。なお、3D Visionの利用には対応したビデオカードとメガネを別途用意する必要がある。

 このほか、3D表示モード以外でレイテンシを低減する「スルーモード」、音楽や映画、ゲームの効果音にあわせてベゼル下部が光る「トゥルーライト」、HDMIで入力された音声の低域と高域などを調整する「SRS TruSurround HD」機能などを備える(ただしスピーカーは別途購入する必要がある)。

 主な仕様は、解像度がフルHD、最大表示色が約1,670万色、応答速度が5ms(中間色は3ms)、輝度が400cd/平方m、コントラスト比が1,000:1(DFC機能でダイナミックコントラスト比は70,000:1)、視野角が上下160度/左右170度。ドットバイドット/アスペクト比固定拡大機能を備える。

 インターフェイスはDVI-D(HDCP対応)、HDMI×2の3系統(うち、120Hz駆動可能なのはDVI-Dのみ)。本体サイズは555.5×205.95×419.2mm(幅×奥行き×高さ)、重量は5.2kg。

(2010年 4月 7日)

[Reported by 劉 尭]