マイクロソフト、Office 2008 for Mac向けのService Pack 2を公開

Office 2008 for Mac

7月21日 公開



 マイクロソフト株式会社は、Macintosh向けのオフィススイート「Office 2008 for Mac」用のService Pack 2(SP2)を公開した。現在マックトピアで無償ダウンロードが可能なほか、Microsoft Auto Update経由で提供する。

 SP2では速度と安全性、互換性を改善した。一例として、Word 2008の起動およびスクロール速度、Excel 2008の計算速度を向上。また、新たにPowerPoint 2008にユーザーからの要望が高かった2つ機能を搭載した。

 1つ目は「アニメーションの軌跡」機能で、モーションパスアニメーションが可能になった。従来はモーションパスの再生のみ可能だったが、今回のSP2によりパスの作成ができるようになった。

 2つ目は、既定のテーマで、フォント、カラースキーム、スライドのレイアウトなどを含めデフォルトのテーマに設定することが可能になった。

 互換性の面では、Microsoft Office Live Workspaceを拡張し、Document Connectionによりシームレスにドキュメントの保存などを行なえるようになった。また、Firefoxに加えてSafari 3も対応した。さらに、SharePointも改善し、オンラインとオフラインでのファイルの閲覧や管理を簡素化した。

(2009年 7月 21日)

[Reported by 劉 尭]