米Hewlett-Packard(HP)は24日(現地時間)、新筐体を採用した高スペックなミニノート「Mini 5101」を発表した。最小構成での価格は449ドルで、米国での出荷開始は7月下旬。
従来の丸みを帯びた筐体から一転、エッジを強調した角張った新デザインの筐体を採用。天板にはヘアライン処理されたアルミニウム素材、底面にはマグネシウム合金を採用している。
キーボードも新たに防滴対応となったフルサイズ比95%の新型を採用し、タッチパッドの左右クリックはパッドの側面から手前へと移動した。また、128GB SSDやHD液晶など、従来のネットブックよりもハイエンドなパーツをBTOで選択できるのも特徴。
主な仕様は、CPUがAtom N280(1.66GHz)、メモリが1/2GB、ストレージが160/250/320GB HDD(7,200rpm)か80/128GB SSD、チップセットがIntel 945GSE Express(ビデオ機能内蔵)、OSはWindows Vista Home BasicかFree DOS。液晶はサイズがLEDバックライトの10.1型で、WSVGAかHDとなっているが、HDはWXGA程度と思われる。
インターフェイスはUSB 2.0×3、SDカードスロット、IEEE 802.11a/b/g/n無線LAN、Gigabit Ethernet、Bluetooth、無線WAN、ミニD-Sub15ピン、音声入出力、200万画素Webカメラを装備。
本体サイズは262×180×23.2mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.3kg以上。バッテリは4セルか6セルのリチウムイオンで、6セルバッテリの駆動時間は約8時間。
(2009年 6月 24日)
[Reported by 若杉 紀彦]