ティアック、ネットブック向けポータブルDVDドライブ
~トップローディング方式を採用

PU-DVR10

6月下旬 発売



 ティアック株式会社は、トップローディング方式のポータブルDVDドライブ「PU-DVR10」を6月下旬より発売する。なお、国内ではOEM向けのみとなり、サードパーティより販売される予定。要望に応じてトップカバーの色変更に対応する。

 光学ドライブを搭載しないネットブックやUMPC向けに開発されたポータブルDVD-ROMドライブ。ポータブル型の光学ドライブは、ノートPC用ドライブをケースに収めて製品化されたものが多く、トレイが手前に出てくるフロントローディングが主流だが、PU-DVR10は上に開くトップローディング方式(クラムシェルタイプ)を採用するケースを新開発し、ディスク交換時の省スペース化を実現。また、ACアダプタや補助ケーブルが必要ないUSBバスパワーで動作するなど、使い勝手を高めている。

 同社は新製品を世界市場で展開し、今後は書き込み対応DVDドライブや、Blu-ray Discドライブなども視野に入れ、市場ニーズに合った付加価値の高い製品を開発するとしている。

 読み込み速度はDVD 8倍速、CD 24倍速。バッファ容量は198KB。インターフェイスはUSB 2.0、USBケーブルは本体と直結で、長さは40cm。消費電流は最大750mA。

 本体サイズは約132.8×146×15mm(幅×奥行き×高さ)、重量は250g以下。

(2009年 6月 16日)

[Reported by 山田 幸治]