SCOUT

　CMインダストリー株式会社は、ゲーミングブランド「CM STORM」でミドルタワーケース「SCOUT」を6月19日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は16,500円前後の見込み。

　CM STORMブランド第2弾となるゲーマー向けケース。前面と上面に14cm角ファンを、背面に12cm角ファンを搭載し、オプションで側面に12cm角ファンを2基追加可能にするなど、冷却性能を重視したデザインになっている。

　また、外装にABS樹脂を採用し、ケースの強度を高めながら8.7kgへと軽量化した。一例として、「CM690」は9.8kgだった。ほか、同社初の試みとしてケース内部が外装と同じ黒で塗装されている。

　ゲーマー向け機能としては、前モデルと同様に、拡張スロットのブラケット部に周辺機器のケーブルを絡めて固定し、盗難を防止できるという「Storm Guard」を搭載している。また、側板にアクリル製の窓を設けた。

　対応フォームファクタはATX。拡張ベイは5インチ×5(内1基を3.5インチベイに変換可能)、3.5インチシャドウ×5。3.5インチベイ用の、2.5インチ/1.8インチドライブ対応マウンタが付属する。拡張スロットは7基。

　フロントインターフェイスはUSB 2.0×4、eSATA、音声入出力を備える。本体サイズは219.6×489×495.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は8.7kg。

GLADIATOR 600

　また、前面パネルがメッシュ仕様のミドルタワーケース「GLADIATOR 600」を6月19日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は12,800円前後の見込み。

　内部は電源を下部に配置するデザインとしたことで、前面の12cm角ファンと、上面の14cm角ファンでケース内部を効率よく冷却できるという。

　対応フォームファクタはATX。拡張ベイは5インチ×5、3.5インチ×1、3.5インチシャドウ×5。拡張スロットは7基。フロントインターフェイスはUSB 2.0×2、eSATA、音声入出力を備える。本体サイズは202×485×440mm(同)。