ニュース

NTT東、国内最速の25Gbps光回線「フレッツ 光25G」を来春開始。50Gbpsも計画中

 NTT東日本は2026年3月31日より、通信速度最大25GbpsのFTTHアクセスサービス「フレッツ 光25G」を提供開始する。価格は月額2万7,500円、初期費用は契約料が880円、工事費が2万2,000円。

 フレッツ 光25Gは、FTTHアクセスサービスとして国内初の25Gbpsを謳うプラン。従来の最大10Gbpsだった光ブロードバンドサービス「フレッツ 光クロス」を超える、国内最速の通信速度を実現するといい、4K/8Kといった映像コンテンツの高品質化やオンラインゲーム/クラウドサービス普及に伴う大容量データ通信のニーズに応える。

 光ファイバーを複数の契約者で共用する形態を取り、上り/下りともに最大概ね25Gbpsで接続するベストエフォート型となる。利用には別途プロバイダ契約が必要。接続方式はIPoE方式に対応し、PPPoE方式も2027年10月を目途に対応予定だ。

 提供エリアは東京都中央区の一部。本サービスは回線終端装置までの提供となっており、速度を生かすルーターなどの機器は、ユーザー側で準備する必要がある。

 同社は今後さらなる高速化に向け、最大50Gbpsサービスの提供についても検討を進めているという。