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Dynabook初のSnapdragon搭載ノートPC。セルフ交換バッテリ採用で1kg切り

dynabook XD5

 Dynabookは、14型ノートPC「dynabook XD5」「dynabook XP9」「dynabook XP6」を12月19日に発売する。価格はオープンプライスで、実売予想価格は順に24万円台前半、29万円台半ば、25万円台前半の見込み。

 いずれも、ユーザー自身でバッテリ交換が可能でありながら本体重量が1kgを切っているノートPC。全モデルでWUXGA(1,920×1,200ドット)の14型液晶ディスプレイを採用するほか、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4、Gigabit Ethernetを装備。

 また、Copilot PC+に準拠しており、ローカルAIチャットボット「dynabook AIアシスタント」を搭載。OSはWindows 11 Home。24カ月分のMicrosoft 365 PersonalライセンスとOffice Home & Business 2024が付属する。

dynabook XD5

 dynabook XD5は、CPUにSnapdragon X Plus X1P-42-100を採用したモデル。Snapdragonの搭載はdynabookとして初めて。CPUのブーストクロックは3.4GHz。メモリは16GB、ストレージは512GB SSD。公称のNPU性能は45TOPS。

 機能面ではスマホ連携アプリ「dynabookスマホコネクション」やDolby Atmosなどを装備。物理Webカメラシャッターも備えている。

 インターフェイスはUSB4 2基、USB 3.2 Gen1 2基、HDMI、Webカメラ、microSDカードスロット、音声入出力など。

 バッテリ駆動時間は約16時間。本体サイズは約312.4×222.5×18.7~18.9mm。重量は約974g。

dynabook XP9/XP6

dynabook XP9

 どちらもCore Ultraを搭載しており主な仕様はほぼ共通。両者の主な違いはCPUとストレージ容量で、XP9はCore Ultra 7 258V/メモリ32GB/1TB SSD、XP6はCore Ultra 5 226V/メモリ16GB/500GB SSD。

 XD5にないAI機能として、バッテリ管理機能「AIパワーオプティマイズ」、覗き見防止機能「AIプライバシーアシスト」、ハンドサイン認識機能「AIハンドコントロール」を装備。また、Thunderbolt 4ポートや指紋センサーも搭載している。

 インターフェイスはThunderbolt 4 2基、USB 3.2 Gen1 2基、HDMI、Webカメラ、microSDカードスロット、音声入出力など。

 バッテリ駆動時間は約15時間。本体サイズは約312.4×222.5×18.7~18.9mm。重量は約958g。