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サンコー、15.6型フルHDを3画面拡張できるモニター

  • 関根 慎一

2025年12月11日 17:50

TRMS25CBK

　サンコーは12月10日、3画面拡張モニター「映像出力がないUSBでも4画面にできる拡張モニター(型番: TRMS25CBK)」を発売した。価格は9万8,000円。

　映像出力がないUSBでも4画面にできる拡張モニターは、15.6型のフルHD(1,920×1,080ドット)ノングレアIPSパネルを3基備えた拡張モニター。その利用方法はやや特殊だ。

　内部的な仕組みとしては、3画面のうち2画面はSilicon Motion SM76xによって出力されるものとなっている。そのため、3画面の利用時は初回は、ドライバをインストールする必要がある。

　残り1画面はUSB Type-CのDisplayPort Alt Mode、もしくはMini HDMI入力端子を利用。そのため、PC側のUSB Type-CにDisplayPort Alt Modeが備わっている場合はUSB Type-Cケーブル1本で3画面出力できるが、そうでない場合はMini HDMIを接続することになる。また、Mini HDMI入力は3基備わっており、3台のモニターを個別のモニターとして扱うことも可能。

　パネルの主な仕様は3枚とも共通で、リフレッシュレートが60Hz、色域がsRGB 100%、中間色応答速度が10～30ms、輝度が300cd/平方m、視野角が上下/左右各85度。電源入力はUSB Type-C(65W)。3段階の高さ調節が行なえる。

　最大展開時の本体サイズは1,114×320×455mm、重量は約3.2kg。

接続例