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ソフトバンク、NVIDIA全株式売却。OpenAI投資へ資金調達

 ソフトバンクグループは11月11日、同社が保有するNVIDIAの全株式を10月に売却したと明らかにした。売却額は58億3,000万ドル(日本円で約9,000億円)。

 同日開催された決算説明会では、ソフトバンクグループの後藤芳光CFOが売却理由について言及。2025年はOpenAIに対する投資予定額が300億ドル(日本円で約4兆6,000億円)以上と大きく、NVIDIA株を含むいくつかの既存アセットをその資金調達に活用したと説明している。

 ソフトバンクグループでは第2四半期中、NVIDIA株のほか、T-Mobileやドイツテレコム、Armの保有株式を活用し、資金調達を実施したという。