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Intel、第11世代~第14世代Core以前のiGPU用ドライバを「レガシー」扱いに

 Intelは、9月19日を持って、第14世代Core以前の内蔵GPU(iGPU)用ドライバを「レガシー・ソフトウェア・サポート・モデル」に移行すると発表した。

 レガシー・ソフトウェア・サポート・モデルへの移行により、重要な修正とセキュリティ脆弱性の影響を受ける製品に対してのみのサポート提供となる。ソフトウェア更新プログラムは四半期ごとのリリース周期に移行するが、重要なリリースは必要に応じて行なわれる。

 対象となるプロセッサは以下の通り。

CPUファミリ開発コードネーム
第11世代CoreTiger Lake、Rocket Lake、Tiger Lake-H
第12世代CoreAlder Lake-S、Alder Lake-H、Alder Lake-P、Alder Lake-U、Alder Lake-HX、Alder Lake-N、Twin Lake
第13世代CoreRaptor Lake-S、Raptor Lake-HX、Raptor Lake-H、Raptor Lake-P、Raptor Lake-U
第14世代CoreRaptor Lake-S Reflesh、Raptor Lake-H Reflesh、Raptor Lake-U Reflesh
Iris XeディスクリートグラフィクスDG1

 同日に、第11世代~第14世代Core向けの最新ドライバ「32.0.101.7076」を公開している。このバージョンでは、ディスプレイのページにおいて高度な省電力オプションが表示されない問題や、一部iGPUで外部モニターを接続または切断した後、ディスプレイのページの更新が予想より遅くなる問題が修正されている。

 なお、新しいCPUに搭載されるグラフィックスドライバは引き続き月周期で更新され、年間を通してゲームのDay 0サポートも提供するとしている。