ニュース

2画面Androidゲーム機「AYANEO Pocket DS」日本上陸!

AYANEO Pocket DS

 天空は、AYANEOが開発した2画面Androidポータブルゲーム機「AYANEO Pocket DS」を12月上旬に発売する。価格はメモリ8GB+ストレージ128GBモデルが8万8,500円、12GB+256GBモデルが9万9,800円、16GB+512GBモデルが10万9,800円、16GB+1TBモデルが13万3,000円。9月30日までは5%引きとなる。

 AYANEO Pocket DSは1,920×1,080ドット/165Hz表示対応の7型メインディスプレイと、1,024×768ドット表示対応の5型サブディスプレイの2画面で構成されたAndroidポータブルゲーム機。筐体のコンセプトとしては「Nintendo DS」などと似ている雰囲気だ。2画面それぞれ違うアプリを立ち上げておくことが可能で、サブディスプレイで攻略サイトや動画を閲覧しながらメインディスプレイでゲームをプレイするといったことが可能。

 また、メインディスプレイだけを表示させるモードと、サブディスプレイだけを表示させるモードを備えており、前者は高リフレッシュレートが実現可能、後者は4:3アスペクト比によりレトロゲームのプレイに向くなどとしている。

メインディスプレイは1,920×1,080ドット/165Hzの7型。アスペクト比が16:9のため大きめだ
サブディスプレイは4:3アスペクト比なのでレトロゲームに好適としている
ディスプレイモードは変更可能
メイン画面またはサブ画面をロックしてタッチ無効に設定可能だ
PCレベルの高い冷却性が謳われている
TMRジョイスティック採用が謳われている
独自のユーティリティAYASpaceおよびランチャーAYAHomeは継承するが、機能的に2画面に最適化された
予約価格情報

 CPUにはSnapdragon G3X Gen 2を採用。PCレベルを謳うターボファン、大型の銅プレートおよび高密度フィンなどにより冷却性を高めた。このほか、TMR(トンネル磁気抵抗)技術採用のジョイスティック、フルメンブレンおよびマイクロスイッチによるボタン、ホール効果を採用したアナログトリガーの採用などが特徴。

 そのほかの仕様は、メモリがLPDDR5X-8533、ストレージがUFS 4.0(128GB版はUFS 3.1)、OSがAndroid 13。インターフェイスはUSB 3.2 Gen 2 Type-C、microSDカードスロット、指紋センサー付き電源ボタン、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.3など、バッテリは8,000mAh。

 本体サイズは約179.8×101×25mm、重量は約655g。本体色は8GB+128GB、12GB+256GB、16GB+512GBモデルがシャドウブラック、16GB+1TBモデルがスターリーイエローまたはレトログレー。

展示されたスターリーイエローモデル
メインディスプレイは1,920×1,080ドット/165Hz対応のOLED。明るくて見やすい
サブディスプレイは1,024×768ドット。攻略情報の表示やレトロゲームのプレイに向く
天板はCNC削り出しの金属となっており、OLEDの放熱に一役買っている
本体底面
本体背面のインターフェイス
本体前面にmicroSDカードスロットを搭載

 このほか、2025年内にAYANEOのサブブランドとなる「KONKR」シリーズの第1弾「KONKR Pocket FIT」国内で発売することも発表した。AYANEOの廉価ブランドとなるのだが、Snapdragon G3X Gen 3といった最新ハードウェアが採用しながら価格を10万円以下に抑える展開をしていく予定だ。

KONKRブランドの日本投入へ
KONKR Pocket FIT
本体上部
本体背面
UI回りは今のところAYANEOのものを引き継ぐようだ