YouTubeの自動吹き替え機能、提供範囲が拡大。数百万のクリエイターが利用可能に

　YouTubeは、動画の音声をさまざまな言語で自動で吹き替える多言語音声機能を強化したと発表した。今後数週間かけて数百万のクリエイターに広く展開していくほか、米国のクリエイターは韓国、ブラジル、インド向けの吹き替えが新たに利用可能になる。

　多言語音声機能は少数のクリエイターを対象として、2023年から実験的に提供されてきた。テストの結果によれば、吹き替えを追加した場合、視聴時間のうち平均25%以上が吹き替え言語で視聴されていたといい、視聴回数が3倍に増加した例もあったという。今回のアップデートでは機能の提供範囲を拡大。数百万のクリエイターが順次利用できるようになる。