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「ROG Xbox Ally X」は10月16日発売。Ryzen AI Z2 Extreme搭載のハンドヘルドゲーミングPC

 Microsoftは8月20日、ASUSと共同開発した新型ハンドヘルドゲーミングPC「ROG Xbox Ally X」および「ROG Xbox Ally」を10月16日に発売する。米国や日本を含む各国で展開予定で、価格は現時点で明らかにされていない。

 ROG Xbox Ally XおよびROG Xbox Allyはともに、MicrosoftとASUSが共同で開発を進めてきたハンドヘルドゲーミングPC。A/B/X/YボタンやグリップなどXbox由来の機能に加え、ハンドヘルド機向けに最適化された専用UIのXboxフルスクリーンエクスペリエンス、Xbox Game Barやウィジェットなどに素早くアクセスできるXboxボタンなども備えている。

ROG Xbox Ally X

ROG Xbox Ally X

 上位モデルとなるROG Xbox Ally Xは、CPUにRyzen AI Z2 Extremeを搭載し、メモリは24GB LPDDR5X-8000、ストレージは1TB M.2 2280 SSDを内蔵。ストレージは容易にアップグレードが可能だという。ディスプレイは7型フルHD(1,920×1,080ドット)/120Hz対応IPSを採用する。OSはWindows 11 Home。

 Ryzen AI Z2 ExtremeはNPUを内蔵しているため、AIを使ったゲーム向け機能も追加する予定。2026年初旬には、NPUを使ったアップスケール機能のAutomatic Super Resolution(Auto SR)、ゲームプレイ中のよかったシーンをキャプチャしてクリップを作成するHighlight reelsといった機能を提供する計画だという。

 インターフェイスは、USB4、USB 3.2 Gen 2 Type-C、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.4、microSDカードスロット、音声入出力などを備える。

 本体サイズは290.8×121.5×50.7mm、重量は715g。バッテリ容量は80Wh。

ROG Xbox Ally

ROG Xbox Ally

 下位モデルとなるROG Xbox Allyは、CPUにRyzen Z2 Aを搭載し、メモリは16GB LPDDR5X-6400、ストレージは512GB M.2 2280 SSDを内蔵。こちらもストレージは容易にアップグレードできるとしている。ディスプレイは7型フルHD(1,920×1,080ドット)/120Hz対応IPS、OSはWindows 11 Home。

 インターフェイスは、USB 3.2 Gen 2 Type-C 2基、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.4、microSDカードスロット、音声入出力などを備える。

 本体サイズは290.8×121.5×50.7mm、重量は670g。バッテリ容量は60Wh。