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サードウェーブ、Threadripper 9000シリーズとRTX 6000 Ada搭載ワークステーション

Workstation N6632

 サードウェーブは、AMD Ryzen Threadripper 9000シリーズ搭載ワークステーション「THIRDWAVE Workstation N6632」をドスパラプラスにて受注開始した。価格は標準構成の概算で257万円。

 THIRDWAVE Workstation N6632はZen 5アーキテクチャを採用したRyzen Threadripper 9000シリーズを搭載するワークステーション。前世代と同コア数ながら、IPC向上により高速かつ効率的な演算処理を実現する。AI推論、シミュレーション、BIM処理など、複雑かつ高負荷な業務に適しているという。

 GPUには最大2基のNVIDIA RTX 6000 Ada 48GBを搭載可能。PCIe 5.0対応により、4K/8Kレンダリング、AI推論、CAEシミュレーション、映像制作など、高度な処理能力が求められるタスクに対応する。

 筐体は従来比17%の容積削減を実現したコンパクトな4Cケースを採用。静音性、冷却効率、メンテナンス性を高めている。

 標準構成では、CPUにRyzen Threadripper 9960X、GPUにRTX 6000 Ada 48GB、メモリにDDR5 64GB、ストレージにNVMe SSD 1TBなどを搭載。

 インターフェイスはUSB 3.2 Gen 2x2 Type-C、USB 3.2 Gen 2 Type-C、USB 3.2 Gen 2 4基、USB 3.2 Gen 1 2基、10Gigabyte Ethernet、2.5Gigabyte Ethernet、音声入出力などを搭載する。

 本体サイズは216×486×493mm、重量は約24kg。3年間のオンサイト保守を受けられる。