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AIはデュエリストをどこまで熱狂させられるのか?遊戯王の世界大会配信でAIが実況。10言語対応

 コナミデジタルエンタテインメントは7月30日、デジタルトレーディングカードゲーム「遊戯王 マスターデュエル」の世界大会「Yu-Gi-Oh! World Championship 2025(WCS2025)」において、AIによる10言語対応の実況生配信を8月29日に実施すると発表した。

 WCS2025は、遊戯王カードゲームのトップデュエリストを決める世界大会。8月29日から31日にかけてフランスのパリで開催予定。試合の模様は遊戯王の公式YouTubeチャンネル「遊戯王OCGチャンネル」で配信する。「オフィシャルカードゲームの部」「デュエルリンクスの部(スピードデュエル)」「デュエルリンクスの部(ラッシュデュエル)」「マスターデュエルの部」の4部門を配信する予定だが、このうちマスターデュエルの部については、予選ラウンドの実況をAIが担当する。

 使用するAIに関して詳細は明らかにされていないが、実況AIはマスターデュエルで使える1万2,000種以上のカードを把握し、デュエル中のさまざまな局面を学習しており、使用カードの採用率や勝率などのデータを照らし合わせながら盛り上げるとしている。

 遊戯王 マスターデュエルの対応言語は、日本語/英語/フランス語/イタリア語/ドイツ語/スペイン語/韓国語/ポルトガル語/中国語(簡体字)/中国語(繁体字)。