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過去を遡るAI機能「Recall」、ホーム画面で直近の作業が振り返りやすく

Recallにホーム画面が追加

 Microsoftは23日、Windows InsiderのDevチャネル向け「ビルド26200.5661」およびBetaチャネル向け「ビルド26120.4452」において、過去に遡れるAI機能「Recall」の改良などを実施した。

 Copilot+ PC向けの機能であるRecallでは、新たにホーム画面を追加。直近のアクティビティやよく使うコンテンツなど、ユーザーにパーソナライズした情報を表示する画面で、過去のタスクを簡単に振り返ることができる。具体的には、直近でキャプチャしたスナップショットを表示する「Recent Snapshots」、過去24時間でよく利用したアプリやWebサイトから上位3つを表示する「Top Apps and Websites」を用意する。

 加えて、新たなナビゲーションバーを追加し、Recallアプリ内での操作性を向上。ホームやタイムライン、設定などといった主要機能に直感的にアクセスできるよう改善した。

 両ビルドにおけるそれ以外の機能改善としては、輝度や音量などのインジケータの表示位置を変更できる機能を順次追加。これまでは画面中央下に位置していたが、左上などに表示することも可能となる。

音量などのインジケータの表示位置が変更可能に