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Switch 2では「ウルトラハイスピードHDMIケーブル」を使うように。任天堂が注意喚起

 任天堂は9日、Nintendo Switch 2をTVやモニターに接続する際には、付属の「ウルトラハイスピードHDMIケーブル」を使用するよう案内した。あわせて、ACアダプタについても付属品を使うよう呼びかけている。

 ウルトラハイスピードHDMIケーブルは、HDMI 2.1規格に準拠するケーブル。仕様上、最大48Gbpsの帯域幅や8K/60Hz、4K/120Hz表示に対応するほか、Dynamic HDRやVRR(可変リフレッシュレート)、eARCなどをサポートしている。ウルトラハイスピードHDMI対応を謳うためには「ウルトラハイスピードHDMI認証」を受ける必要がある。

 一方、旧機種「Nintendo Switch」付属のHDMIケーブルは、フルHD/60Hzに対応したHDMI 1.4の「ハイスピードHDMI」ケーブルとなっており、Switch 2の性能を最大限引き出せないという。

 また本体付属のACアダプタについては、Switchが「5V/1.5A、15V/2.6A」出力であるのに対して、Switch 2では「5V/3A、9V/3A、15V/3A、20V/3A」と記載があり、旧機種のACアダプタでは給電能力が足りず、本体の充電はできるが、TVモードは利用できないとしている。

 このためHDMIケーブル/ACアダプタともにNintendo Switchの付属品では、Switch 2の性能を十分に引き出せない場合があるとして、同社では注意喚起している。