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BASICが動作する“こどもパソコン”「IchigoJam」のライセンスが150円で販売

 株式会社jig.jpは、こどものプログラミング教育ツールとして開発された低価格コンピュータ「IchigoJam」のライセンス販売を開始する。税別価格は1販売数に付き150円。

 IchigoJamは、オープンデータやIoTによってプログラミングの可能性が広がる今後に対し、現在教育現場におけるプログラミング教育が進んでいない現状を踏まえ、セットアップ不要でシンプル、なおかつ安価にプログラミング学習ツールとして開発された。

 IchigoJamのプロジェクトでは、NXP Semiconductorsのマイコン「LPC1114FN28」用のOSと、独自のIchigoJam BASICを、一般利用者に対して無償に提供。今回、このIchigoJamを、プログラミング教材として第三者に販売、提供できる商用可能ライセンスを販売開始した格好だ。

 なお、マイコンを含む製作キットを1,500円、完成品を2,000円で販売も行なっている。このキットはワンボードで構成されており、PS/2接続のキーボード、Micro USB接続の電源、コンポジットのディスプレイを接続すれば、電源を入れるだけでBASICのプログラミングが可能となっている。

 IchigoJamは、福井県鯖江市率鯖江東小学校のプログラミングクラブ、さばえプログラミングスタートアップ for キッズ sponsored by SAP、鳥羽商船高等専門学校 制御情報工学科2年生、新モンゴル工業高等専門学校などで採用実績がある。

(劉 尭)