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日本マイクロソフト、旅をテーマにH.I.S.と8型タブレット分野で協業
~年末までにタブレットシェア3割目指す
(2014/3/6 16:35)
日本マイクロソフト株式会社は6日、都内で記者会見を開催し、Windows 8.1搭載8型タブレットのシェア拡大施策の第1弾として、株式会社エイチ・アイ・エス(以下H.I.S.)と協業し、キャンペーンなどを展開すると発表した。期間は3月6日~6月30日。
冒頭では、日本マイクロソフト 執行役 常務 コンシューマー&パートナーグループ担当の香山春明氏が挨拶。「2013年の家電量販店における7型から11.6型タブレットの動向をみると、第1四半期にはわずか10%しかなかったWindowsタブレットのシェアだが、2013年第4四半期に多数のモデルの投入により、26%に急速に拡大した。2014年ではさらに多くのモデルが投入されており、さらなるシェア拡大が見込める。そこで我々はさまざまな施策を展開し、2014年末で3割以上のシェアを目指すことにした」と説明した。
この中でも特に注力するのが8型のWindowsタブレット。現在日本エイサー、ASUS、デル、東芝、レノボの5社が製品を投入しているが、これらをライフスタイルに合った利用シナリオでユーザーに訴求していくという。
その第1弾となるのが、H.I.S.と協業した「旅レット8キャンペーン」。主に女性向けに展開し、H.I.S.の旅情報収集アプリ「集めて旅する Collect Traveler」のリリース(3月15日無料配信予定)と、TwitterとWebを通して展開する「ツイートしてわがまま旅行プレゼント」キャンペーン、店頭や販売店、メーカーと連動したキャンペーン、女性向け媒体でのプロモーション展開を行なう。
「ツイートしてわががま旅行キャンペーン」では、ハッシュタグに#tabi8をつけて旅行に関する“わがままな願いや思い”をツイートすると、抽選で1名に300万円相当の旅行権、Windows 8タブレットを1週間あたり2名にプレゼントする。キャンペーン期間は3月6日~4月30日。
また、#skypeのハッシュタグを追加してツイートすると、80名にSkypeで有名タレントとの旅行に関する話題をチャット、またそのうち3名に直接ビデオトークができる特典を贈呈する。こちらのキャンペーン期間は3月6日~19日。
Collect Travelerは、旅行に関する情報をH.I.S.などのサイトから収集できるアプリで、チャームの共有ボタンを利用してアプリに取り込むとそれ以降オフラインでも閲覧できる機能を持つ。これにより海外旅行先で通信環境がない場合でも、あらかじめ調べておいた情報や地図などをタブレット端末で“旅のしおり”として閲覧できる。
キャンペーンに協賛するH.I.S.の本社事業開発室 室長の山岡隆志氏は、「我々の顧客で女性だけの旅行、いわゆる“女子旅”をする層が1割強を占めており、我々にとっても大事な市場である。また3月期も旅行のピークであり、キャンペーンを実施するには絶好の機会だと捉えている。女性は旅行前にあらかじめ下調べをしておく傾向がある。今回のアプリはそのニーズに応えられる」とした。
発表会には、ゲストとしてSHELLYさんが招かれ、トークショーが行なわれた。プライベートではなかなか時間が取れず、東南アジアにしか旅行に行ったことがないSHELLYさんだが、「このアプリを活用して、是非イタリア旅行を実現したい」などと語った。