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アイ・オー、Gセンサー搭載のポータブルHDDなど
(2013/1/23 13:05)
株式会社アイ・オー・データ機器は、Gセンサーを内蔵するなど耐衝撃性を高めたポータブルHDD「HDPD-ATU」シリーズを2月下旬に発売する。価格は500GBモデルが11,130円、1TBモデルが15,015円。ブラックモデルとホワイトモデルの2色をラインナップする。
3軸加速度(G)センサーを内蔵し、本体落下などの状態を検知した時にHDDをシャットダウンすることでHDDを保護する。また、ケースは熱可塑性プリウレタンエラストマーやポリカーボネートといった素材の採用や、ダンパーを用いたフローティング構造により耐衝撃性を高め、米国防総省による製品選定試験であるMIL-STD-810Fに準拠。122cmからの落下試験や、各面/辺/角に対する計26回の落下試験などをクリアしたとしている。
Gセンサーを利用して取得したHDDの姿勢を3Dモデリングで表示したり、Gセンサーの感度調節や機能の有効/無効化を行なえるアプリ「G-SENS・MONITOR」を付属。また、上面には衝撃検知時に紫、落下検知時に赤色に光るLEDを内蔵する。
また、通常のHDD領域のほかに、仮想DVD-RW領域とサポートソフトなどを収録した仮想サポートソフトCD-ROM領域を用意。仮想DVD-RW領域へはDVDライティングソフトなどを使って書き込みを行なえる。Gセンサーを利用して、同社ロゴが書かれた面を上向きに設置した場合は通常領域+仮想DVD-RW領域を認識。反対向きに設置した場合には通常領域+仮想サポートソフトCD-ROM領域を認識する。
インターフェイスはUSB 3.0。電源はバスパワーで、別売りACアダプタも用意している。本体サイズは84×120×19mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約180g。対応OSはWindows XP/Vista/7/8およびMac OS 10.6以降。バックアップソフトの「True Image 2013」(Windowsのみ対応)が付属する。
このほか、ポータブルDVDドライブ「DVRP-U8H」を2月中旬に発売する。価格は6,405円。
本体サイズ137×154×20mm(幅×奥行き×高さ)、重量約300gと軽量な製品で、バスパワー動作が可能ながら、電力不足時に備えてACアダプタも付属。オーサリングソフトの「Roxio Creator」や、書き込みソフト「Nero 12 Essentials」、DVDプレーヤーの「WinDVD 10 SD」などが付属する。対応OSはWindows XP/Vista/7/8。