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tenki .jpが「気圧予報」を新設。体調への影響度を予測

気圧予報

 日本気象協会は24日、「tenki.jp」において「気圧予報」の提供を開始した。

 当日を含む10日間の気圧変化予想と、気圧の変化に伴う体調への影響度合いを報せる。凡例では気圧の上昇/下降を矢印によって表現し、影響度が大きい順に赤、黄、青と色分けしている。更新間隔は翌日までは6時間毎で、翌々日以降は1日毎の予測を掲載する。

 予報図は地方、都道府県、市区の順に拡大でき、市区単位では影響度のほか最高/最低気圧(hPa)、1時間毎の天気/気圧/気温/湿度が確認できる。

 大気圧の変化は、自律神経や心拍数、血圧などに影響を及ぼすことが近年の研究によって明らかになっており、頭痛や肩こり、持病による慢性痛の一時的な悪化などのいわゆる「天気痛」の原因とされる。

 同協会によれば、気圧予報では前日の気圧変化情報も併せて提供することによって、気圧の変化が体調に影響した可能性も後から確認できるとしている。

市区単位ではより詳細な情報が確認できる