日本エイサー株式会社は、GatewayブランドのCore i7-920(2.66GHz)を搭載したゲーミングPC「FX6801-27」や、スリムデスクトップPC「SX」、「DX」シリーズを5月下旬より発売する。価格はすべてオープンプライス。販売はケーズデンキ、上新電機で行なう。

　FX6801-27は、CPUにCore i7-920、メモリ9GB、OSにWindows Vista Home Premium(x64)を搭載したハイスペックのゲーミングPC。店頭予想価格は19万円前後の見込み。

　そのほかの主な仕様は、Intel X58 Expressチップセット、Radeon HD 4870 X2ビデオカード(2GB)、1TB HDD、DVDスーパーマルチドライブなどを搭載する。

　インターフェイスは、USB 2.0×8、IEEE　1394×2、DVI×2、eSATA×2、Gigabit Ethernet、56Kモデム、PS/2×2、音声入出力などを備える。

　本体サイズは191×482×449mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約12.7kg。

SXシリーズ

　SXシリーズは、低価格なエントリー向けデスクトップPC。CPUの違いや液晶/Officeの有無で3モデルが用意される。搭載OSはすべてWindows Vista Home Premium(SP1)。

　下位の「SX2230-21」は、CPUにAthlon X2 4850e(2.5GHz)、メモリ2GB、MCP78PVチップセット(GeForce 8200、ビデオ機能内蔵)、160GB HDD、DVDスーパーマルチドライブなどを搭載し、店頭予想価格は5万円前後の見込み。

　上位の「SX2800-21」は、CPUにCore 2 Duo E7400(2.80GHz)、メモリ2GB、Intel G43 Expressチップセット(ビデオ機能内蔵)、320GB HDD、DVDスーパーマルチドライブなどを搭載し、店頭予想価格は6万円前後の見込み。

　SX2800-21にOffice Personal 2007をプリインストールし、1,600×900ドット表示対応20型ワイド液晶を付属した「SX2800-22」の店頭予想価格は9万円前後の見込み。

　インターフェイスは共通で、USB 2.0×5、IEEE 1394、HDMI出力、ミニD-Sub15ピン、eSATA×2、Gigabit Ethernet、56Kモデム、PS/2×2、音声入出力などを備える。

　本体サイズは約100×315×265mm(同)、重量は6kg。

DXシリーズ

　DXシリーズは、クアッドコアCPUを搭載し、OSにWindows Vista Home Premium (x64)を搭載したハイエンドデスクトップ。

　下位の「DX4300-23」は、CPUにPhenom II X4 910(2.60GHz)、メモリ3GB、AMD 780Gチップセット(ビデオ機能内蔵)、320GB HDD、DVDスーパーマルチドライブなどを搭載し、店頭予想価格は7万円前後の見込み。

　中位の「DX4820-23」は、CPUにCore 2 Quad Q8400(2.66GHz)、メモリ4GB、Intel G43 Expressチップセット(同)、640GB HDD、DVDスーパーマルチドライブなどを搭載し、店頭予想価格は8万円前後の見込み。

　上位の「DX4820-25」は、DX4820-23からメモリを6GB、HDDを750GBに強化し、ビデオカードにGeForce GT 230(1,536MB)を追加したモデルで、店頭予想価格は11万円前後の見込み。

　インターフェイスはほぼ共通で、USB 2.0×8、IEEE 1394、ミニD-Sub15ピン、Ethernet、Gigabit Ethernet、56Kモデム、PS/2×2などを装備。DX4820-25ではさらにDVI×1、HDMI出力を備える。

　本体サイズは約180×413.2×412.4mm(同)、重量は8.5kg。