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QLC NAND採用で容量61TBに達したAIデータセンター向けSSD

 SK hynixは、QLC NANDフラッシュメモリを採用し、容量61TBのAIデータセンター向けSSD「PS1012 U.2」を発表した。2024年中にサンプルをグローバルのサーバーメーカー向けに提供し評価を開始する。

 AIの加速によりエンタープライズ向けのSSDの需要が急増するニーズに応えた製品で、QLCの採用により大容量化を実現。また、PCIe 5.0インターフェイスを採用し、シーケンシャルリードは13GB/sと前世代の2倍の速度を実現した。さらにOpen Compute Project 2.0のサポートも謳われている。

 また、2025年第3四半期には122TBまでの製品ラインナップを追加する予定で、さらには2024年11月に開発した321層の4D NANDをベースとした容量244TBのものも計画している。