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iOS 18.1でiPhoneに通話録音機能を搭載

 Appleは29日、iPhone向けに「iOS 18.1」を配信開始した。このバージョンでは米国/英語ユーザー向けに展開されたApple Intelligenceが目玉だが、それ以外の機能も数多く実装された。

 電話の機能としては新たに通話録音機能が実装された。電話のみならずFaceTimeオーディオも録音可能。なお、録音開始時に録音されていることがアナウンスされる。

 カメラアプリでは、iPhone 16シリーズに搭載されたカメラコントロールで素早く前面のTrue Depthカメラに切り替える事が可能になったほか、iPhone 15 Pro/Pro Maxでは新しい“空間”カメラモードにより、空間ビデオの撮影とともに空間写真が撮影できるようになった。

 また「AirPods Pro 2」でファームウェアバージョン7B19が適用されている場合、聴力をテストするヒアリングチェック(18歳以上)、ヒアリング補助機能が利用可能になった。

 機能改善としては、コントロールセンサーにおけるコネクティビティコントロールの個別追加と構成リセットといった新しいオプションの追加、RCSビジネスメッセージにおける店舗/企業とのチャット機能(要通信事業者対応)の追加が行なわれた。

 既存の問題の修正は下記の通り。

  • ポッドキャストで未再生のエピソードが再生済みとしてマークされる問題
  • デバイスが発熱している際に4K 60で収録されたビデオを、“写真”でビデオ再生のスクラブ中に動きがぎこちなくなることがある問題
  • バックアップから復元したり別のiPhoneから直接転送したりしたあとに、車のデジタルキーでパッシブエントリーを使用して車を解錠したりエンジンを始動したりできないことがある問題
  • iPhone 16またはiPhone 16 Proで予期せず再起動されることがある問題